べんりや日記

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引っ張り式の水洗レバー

2017-07-18 22:39:34 | リフォーム奮闘記
水栓レバーを改造して天井吊り下げ式にしてみました



今の主流の便器のロータンクの洗浄レバーは、右脇についていて、健常者は何なくレバーをひねる事ができるのですが、高齢者になって来ると脇の所まで手を伸ばすのが大変になってきます。






これを改善すべく、良く思いつくのが「これ」でしょう・・


レバーを天井に吊って離れた場所で引く



原始的な滑車を使ったレバーなのですが、実際に、やってみました・・・・


工事手順



既存の洋風便器


既存の便器を撤去




配管位置の移動


新規の洋風便器を設置



今回使ったのは、TOTOの洋風便器ピュアレストQRシリーズです。節水型で大でも4.8リットル。既存の便器は12リットルだったので、節水面から見てもお得です。
また、ピュアレストだと今までの便器よりも5センチほど後退しトイレ内のスペースも若干広くなります。
旦那さんが、

 「水を流すと、跳ねた水が尻に当たって、腹が冷えそうだ・・」

と訴えられていたので、水量の少ない節水型の便器を提案したのでした。
また、通常は水を流すのに立ち上がって振り返らなければならないのですが、

 「座ったまま水を流したい」

という要望もここから読めてきます。



さて、ここからが本題です・・


レバーハンドルを改造します


平たいバンドを取り付けます


引っ張り棒の作成


先端にフックを取り付けます


天井に滑車を取り付け・・


紐をセット


引手部に自在滑車をセット


先端に引き手を結びつけ・・


バランサー(重り)を取り付けて・・


完成






通常の状態では、紐がたるませてあります


紐を引っ張ると・・


バンドにつられてハンドルが回り・・


この角度で便器の水が出ます




使い勝手は、まずまずといった所です。
重りを適度に設けないと、紐がたるんで上手く作動しないので、時間をかけてベストの状態まで調整する必要があります。

まぁ、予算に余裕があれば

 オート洗浄機能

のウォシュレットを使えばいいのですが、ウォシュレットの購入まで予算が無い場合は工夫してこういったバリアフリー化もできる・・といったところ・・






もくじへ・・



コメント
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