港のあかがね御殿

母より昨夜、「特売品をゲットせよ」と申し渡されましたので、
本日朝もはよから開店間もないスーパーへ出陣して参りましたの。
そして無事ビオレメイク落とし（￥399）２個を手に入れた後、
別府港近くにそびえ立つ”あかがね御殿”へ原付ドライブをしてきましたー。

あかがね御殿といえば、伊藤伝右衛門が柳原白蓮のために建てた博多の別邸が有名ですが、
こちらは国登録文化財でもある、多木浜洋館でございます（いろんな呼び名があるらしい）。



なんか壁が青いのわかりますかしら。
青いのになんで”あかがね”っていうのか知らないほど、私は無知なんですけどー。
建築探偵コンビ、藤森照信さんと増田彰久さんも訪れた場所だと思うとテンション上がります。

大正７年頃竣工で、施工主は多木久米次郎という兵庫の肥料王。
このあたりには”多木なんちゃら”という建物が結構あるので、名士、とかいうのかな？
地方の財閥みたいな感じでしょうか（…史学科だったくせにこのありさま）。

４階建てのこの洋館、とにかく縦にでっかいです。
はっきり場所を知らなかったのですが、遠くから４階部分が見えたのでたどり着けました。
加古川スポーツ交流館というのの隣ですごい存在感放っていて異様であります。
でも、このように日の光に照らされるととっても穏やか。



よかった天気良くて。

外観からだけではこの洋館の豪華さなどを図り知ることは難しいのですが、
これがね…すごいんです。いや、すごいらしいんです。
非公開の洋館なので、日本の洋館 第３巻よりご紹介。



…すごいでございましょ。
昭和の鹿鳴館ともいえるインテリア、と藤森さんもおっしゃっています。
うう、こういうの、大好きなのようーー
うるわしい、うるわしいわぁ～。
こんなおうちに住みたいがよ（ラクして）