At The Living Room Reloaded

忙しい毎日の中で少し足を止めてみる、そんな時間に聴きたい素晴らしい音楽の紹介です。

All Sides Now / Koola

2013-01-25 | Hawaii
知っている人にはそこそこ有名と思われるコンテンポラリー・ハワイアンのレア盤。Cool Hawaiiからリリースされたコンピ盤Island Mellow 3では何故か1987年のアルバムとしてクレジットされていますが、実際のリリースは1983年です。このKoolaというユニット、ジャケットには2人の写真が写っていますが、実態はFlancois Kahale(フランソワ・カハレ)なる人物の1人ユニットだったようで、彼は大半の曲を書いている他、プロデュースとホーン・アレンジ、そしてジャケット・デザインを手がけています。ただ、ハワイアン・レアグルーヴ好きにとって重要なのは、どちらかと言うとジャケットに映るもう一人の男であるRon Kuala’au(ロン・クアラアウ)の参加。後にソロでも何作かアルバムを出す人で、マッキー・フェアリー系統の甘い声が特徴のヴォーカリストです。本作では大半の曲をフランツ自身が歌っており、ロンがメイン・ヴォーカルを務める曲は二つ。ただ、フランツのヴォーカルにはあまり特徴がないので、正直このアルバムがここまでカルト人気が出たのは、このロンの参加が大きいと思います。特にA-1のBlow My Blues Awayは、ミディアムかつポップな跳ね系AORサウンドに甘いボーカルが乗るという、フリーソウルファン好みの音をそのまま具現化したような出来。もちろん僕も大好きで、セレクトCDでは昨日の藤丸と続けて入れました。もう1曲ロンが歌うB-2のBroken Dreamsは、地味ながら暖かいアコギの音色が気持ちいい典型的な良曲コンテンポラリー・ハワイアン・サウンド。いわゆるAORとは少し趣の異なる音ですが、これはこれでハワイ独特の味として好きです。逆にフランツがメイン・ヴォーカルを取る曲の中で好きなのはA-4のStanding In The Rain。ハワイ特有の軽やかな雰囲気のあるバラードなので、90年代カラパナあたりが好きな人はきっと気に入るのではないでしょうか。ちなみに冒頭にも書いたように結構なレア盤なので、正直普通の人には手を出しづらい作品だと思いますが、肝となるA-1のBlow My Blues Awayについては、Cool HawaiiからのIsland Mellow 3にばっちり収録されていますので、興味のある方はまずはそちらからどうぞ。
ジャンル:
音楽
キーワード
コンテンポラリー ミディアム 1987年のアルバム フランソワ
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