村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

貧乏家の造作

2017年11月08日 | Weblog
今年もあと50日ばかりになった・・・
正月までに家中の障子張替えを計画している・・・
子供の頃には、新年を迎える頃になると、母が家中の障子を張り替えていた・・・

「障子張りは、貧乏家の造作だからね・・」と障子張りを手伝わされる子供らに口癖のように言っていた・・・
造作とは・・・職人さんを頼んでの家屋の改造の事である・・・
貧乏家では障子を張り替えることが唯一の造作だった・・・

田舎の百姓家は、炊事の煙で部屋の障子は何時も煤けていた・・・
新しく張り替えた障子の明かりは・・・部屋が新しく生まれ変わったような気がした・・・

昔は、年末になると障子紙の行商人さんが回っていた・・・
一枚の障子を張るのに、半切と言っていたが、3枚の障子紙が必要だった・・・
障子の桟で継ぎ目を合わせるのに、上手く行かないときは、母のイライラが子供ながらに気がかりだった・・

今頃の障子紙は、ロールになっていて張りやすい、

糊も、昔は米粉から作っていたが、今の市販の糊は粘り加減も上々だ・・
障子張もひとり作業で充分に出来る・・・

今日はとりあえず、台所口の2枚の障子を張り替える・・・・

貧乏家の造作は正月まで続く・・・
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