村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

萬珠沙華

2012年10月02日 | Weblog
2~3年前に、わが家の庭先の農道の脇に球根を植えて置いた彼岸花が今年は点々と花を咲かせている・・・
昔は、田んぼの畦が赤くなるほどに咲いていた彼岸花だが、基盤整備の時に掘り返されてからめっきりと姿を見せなくなっていた・・
それでも、ほそぼそと谷間の片隅に残っていた花を見つけて来て農道脇の土手に植えた彼岸花である・・・

美しい花だが、どことなくおどろおどろしい雰囲気のある花である・・・
毎年、秋の彼岸となると・・今迄何の兆候も無かった所に、いきなり花茎を延ばして花を咲かせるのを子供の頃から不思議に思っていた・・・

西方の彼の岸から・・先祖の霊が携えてくる花の様な気がしていた・・・
近頃は、彼岸花を活ける人もいるが・・・昔は手折るのも憚られるような気がしていた・・・

良く見ると・・
華やかな花である・・・
私が、子供の頃から彼岸花に抱いていたイメージは・・・
赤いかんざしを差した、美しいが・・青白い少女の幽霊姿だった・・・・

 曼珠沙華 少女15の 血の匂ひ     

と若い頃にイメージのままに俳句を読んだら・・・・
いやらしい・・・・と 女性陣の顰蹙を買った・・・・
なにを想像したのだろう・・・・?
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マドンナ達

2012年10月02日 | Weblog
掛合中学校10期生の同窓会が大阪であり参加した、
在阪の同級生には大変なお世話になった、、
何しろ、田舎の生活も長く、70歳ともなると汽車に乗ったり電車に乗るのも一苦労である、今の田舎生活は、100数メートル先の郵便局へも車を利用するぐらいである・・

在阪の同級生に案内されて大阪の街中を案内してもらったが・・・・
ひたすら歩く・・・・歩く・・・・

田舎では付けていてもあまり見る気もしなかった万歩計を付けてくれば良かった・・・

通天閣周辺は・・・雑多な町である・・
テレビで、東南アジアの煩雑な市場風景を目にすることがあるが・・・
似ている・・・・

子供の頃に読んだイソップ寓話の「都会のネズミ・田舎のネズミ」を現実の様に感じた有り様だった・・・
所詮、人間の幸せには、確定的なものがあるわけも無い・・・
自分が幸せと思う場所・・生き方を選ぶだけである・・・

宿は、修学旅行の時の旅館を選んでくれていた・・・・泊まった記憶は無かったが・・・
宴会・そして一室に集まっての語らいの最中・・・・15の春そのままに思考が止まってしまった、

楽しかった・・・

当時の私の心のなかのマドンナ達も・・・・・
健在だった・・・


コメント (2)
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