着せ替え人形遊びと言えば？

某日、骨董市でこんなもの発見　懐かしくてつい購入。





紙の着せ替え人形



コレはほんの一部　お洋服類はもっとあります




谷ゆきこ先生のは「小学〇年生」の付録の定番でした。




ぺちゃこちゃん（今村洋子先生）も定番。
でも、ぺちゃこちゃんは他のお人形より大きめサイズだから、あんまり使う機会はなかった・・・





コレ　何やら不思議な雰囲気をかもし出してるお人形ですが・・・
これも持ってました。
多分付録ではなく、紙人形として売られていた品だったような記憶が・・・。
裏面もあり、糊で張り合わせるんです。
そして、これで大事なのが、男の人のお人形がある　と言う事。
やっぱりね、遊んでいるうちにだんだん男性の存在も必要になって来たりするのよ～。



　紙人形の思い出 

子供の頃、着せ替え人形遊びが大好きだった
でも、私の「お人形遊び」と言ったら、リカちゃんでも、バービーでも、タミーちゃんでもないのよ。
この　紙のお人形　なの
かなりの量を（枚数・・・なんてもんじゃない　量よ！量！）持ってました。

小さい頃から凝り性だったんでしょう。　いろんなコダワリが。

まず、大きな箱にお人形本体だけをまとめて入れてました。
一人一人全部に名前をつけて、お人形の裏面には、その子の名前を書き、
入れてた箱のフタにその子達の名前を羅列。

お洋服は、一人につき５枚以上でなきゃダメ！
もちろん５枚以上ない子もいるわけよ。　そんな時は。　作る。
いろんな本を見ながら、絵を描いて、色塗って、自分でお洋服を作って行くわけさー。

このお洋服作りで困ったのが、これまた谷先生のお人形。
谷先生だからバレリーナが多かったりするの。
それも、クラシックチュチュと言って横に広がったバレエの衣装を着てたりする

やっぱりね～紙人形を愛する者にとっては、折る　と言う事は出来ないわけさー。
でも、このままだといくら可愛いワンピースを着せても、バレエの衣装が両脇から
ピュッと飛び出してしまう。
そこで小さいながらも考えるのさー。

「このバレエの衣装を折らずに、何とか普通のお洋服を着せる事は出来ないか？」

そして小さいながらも考えたんだねー。

「何かを持たせる」


チュチュの分、横長の何かを持たせたらイイ　って考えたんだねー。

両手を前にして可愛くカバンを持つ・・・とか、両手を前にして可愛く花束を持つ・・・とか。
終いには両手を前にして可愛く木琴を持つなんてのも。
（木琴　ってところが小学生だな～　今思い出しても笑える）

いろんなお洋服を考案しました。



 
（　ほら、これがクラシックチュチュ。　横にピラピラ～って長いでしょ？　
これを　折らずにこのままの形で何とか洋服を作れないかと考えたワケさ～）

で、それらの洋服は、その子の名前を書いた紙袋に入れて（モチロンこの紙袋も、チラシなんかを
利用して自分で作る）本体とは別の箱にまとめて入れておくのだ！


紙のお人形で困るのが、すぐ折れる事。　特に首。　
（遊んだ事ある女子は１００％　「そうそう！」　と言ってるはず）

初めのうちは、セロテープでグルグル巻いて補修してたんだけど、そのうちお父さんに
「　裏から糊で厚めの紙を貼った方が丈夫だしキレイに直せる」　
と教えられ、そのようにしてみたら・・・まぁーなんと言う事でしょ～　とってもキレイ。
それ以来、その方法で補修してキレイに保っていました。


紙の着せ替え人形とはいえ、コレで遊ぶ時は　作・演出・主演　全部私ですから。
楽しかったですよ～ 


こんなに大切にしてたお人形達ですが・・・
家を新築する時に、ぜ～～んぶ 処分 してしまいました 

そんなもんですよね・・・