私が少コミを読んでいた時、大好きだったのが上原きみこ先生。
そして大好きだったマンガがロリィの青春。
クレオが好きだったなぁ~
生徒手帳の中にクレオの絵を入れてたくらいダヨ
(上原きみこ自選集1、3、5しかない・・・。なんでだ)
ロリィは乗馬の物語でした。
乗馬のマンガなんてめずらしいなぁ~と思ったモンでした。
でも上原先生は馬が出て来るマンガをよく描いていましたネ。
(カプリの真珠もそうだし)
いろんな苦難が次から次へと起こり、なかなか一緒になれないロリィとクレオの
恋の行方を毎週毎週ハラハラドキドキしながら読んでいたものです。
クレオはバーグストン・コンツェルンの次男坊、シベールはリン財閥の令息。
どっちも金持ちなんだろうけど・・・どっちの方がより金持ちなんだ?
などと思ったモンでした。
でも結局はロリィもカーラ(妹)もフランスきっての名門ローラン家の
孫だったんだよねぇ?!
いいねぇ。みんな金持ちで・・・。
その後イラスト集みたいな本に、ロリィ&クレオ、カーラ&シベール夫婦
のその後・・・みたいなマンガが載っていました。
それによると、カーラ&シベール夫婦には子供が次から次へと出来てるのに
ロリィ&クレオ夫婦にはなかなか子供が出来ず(クスン)・・・と言う内容でした。
ロリィって子供をボコボコ産みそうな感じがしてたから、ちょっと意外な
「その後」でした。
炎のロマンスは、連載が始まる前に「主人公の名前を考えてください」
という募集がありました。
私も考えたんですよ~。
「花村しおり」 という何ともヅカチックな、おとなしそぉ~な女の子の名前を。
そして決まった名前が「一ノ瀬亜樹」。
主人公はとても活発な女の子でした。
ネット上で結構話題にのぼる「いもうと」はカプリの真珠の4巻に収録されてます。
妹が死んだ時、自分に逢いに来てくれたという非現実的な出来事よりも、
かくれんぼでトラックの荷台に妹をかくす、その後捜索しても見付からない
てゆー現実の方がビックリな内容です。
連載中(多分ロリィの)、おたふく風邪になってしまいずっと泣いてるわが子を
膝の上に乗せながら「ごめんね、ごめんね」と言いながら執筆してた・・・
というような事が描かれてた時がありました。
これを読んで、「あぁ、大変な思いをして私達に作品を届けてくれているんだなぁ」
と思った記憶があります。
こんなに好きだった上原先生のマンガですが、私が読んでいたのは
70年代までのようです。
その後は絵がちょっと変わってしまったので・・・。
今も現役で描いてらっしゃいますが、残念ながら今の上原先生の作品について
語る事は出来ません。
ゴメンなさい。