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札幌で『新地町の漁師たち』上映会&トーク 福島漁業の復活に向けた漁業者の苦悩と明るさを描く

2017-03-21 13:16:14 | ニュース

 東日本大震災・原発事故で苦境に追い込まれた福島漁業を記録した『新地町の漁師たち』上映会&トークイベントが19日、札幌プラザ2・5で午前と午後の2回開かれ、山田徹監督を迎えて大勢の道民、水産関係者が操業再開に取り組む福島の漁業者への認識を新たにした。

 このドキュメント映画は、山田監督が大震災直後から福島県新地町に入り、3年半の現地ロケを通して漁業者の置かれた厳しい現実と、操業再開への強い思いを胸に奮闘する漁師たちの素顔を記録し90分の映像にまとめた。自主制作のため、監督自ら自転車に乗って現地を回り、漁業者との交流を深めた。映像には強い訛りを通訳する「字幕」を付し、よりわかりやすくなった。

 上映後のトークイベントでは、『福島に農林漁業を取り戻す』(みすず書房)を書き、福島漁業を研究している濱田武士北海学園大学教授を交え、映画の背景や福島の現状などを紹介した。福島漁業は当初、ガレキ撤去と放射性物質のモニタリングを続けていたが、2012年6月から試験操業が始まり、水揚げは昨年、2,000㌧を超えたが、震災前の8%にとどまっている。モニタリング検査では、2015年以降、国の基準値超えはゼロで、昨年は95%が不検出対象種も97魚種に拡大し、本格操業に向けた体制が整いつつある。

 山田監督は「自主上映の機会を増やし多くの皆さん、特に若い人に見てほしい」と語り、次回の道内上映は4月22日(土)岩見沢市民文化センターで開かれる予定。

パンフレットを買い求める来場者 山田監督 濱田教授

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