水彩+色鉛筆画分室 ・ イタリア・絵に描ける珠玉の町、村

「イタリア・絵に描ける珠玉の町・村、そしてもろもろ!」の絵画分室。
ペンと透明水彩+色鉛筆のイタリア風景をどうぞ。

  ・・・ トゥスカーニアの古寺 描き始め と、 今朝の葡萄畑 ・・・

2017-04-09 | ・途中経過 ラツィオ
 

       トゥスカーニアの古寺を描き始めていますので、見てやって下さい。


       サン・ピエトロ聖堂 トゥスカーニア   5号

     



       ラツィオ州のトゥスカーニア・Tuscania、イタリア民族よりも古代の
       エトルスク文化が栄えた一帯にある古代からの町の外れに、
       かっては中心地だったのでしょうが今は町はずれになっている丘の上に、
       12世紀に遡るといわれるこのサン・ピエトロ聖堂があります。

       後陣の美しい姿にすっかり惹かれ、いつかは描きたいと思い、
       その時には背景を金色に、と決めておりました。


       
       正面には素晴らしく美しい大きなバラ窓もあり、
       それを取り囲む如何にも中世風の動物たちにも、
       また内部も何本もの映画の背景に映っていることも知り、
       なんとも大好きな聖堂なのですが、
       入口の扉が鋼鉄製になっていたりを少々不満に思っておりました。

       ところが昨年夏と秋のウンブリアからラツィオ、マルケ州にかけての
       大災害地震が2度続けてあった時、
       この聖堂もかって1971年の地震で、後陣も崩壊し
       バラ窓もすっぽりと抜け落ちる、という大被害にあっていたことを知り、


       現在のこの美しい姿は、修復者の方々の賜物と知らされ、
       大いに反省するとともに、心からの感謝の念を持ったのでした


       昨年の地震で、3度訪問し大好きなウンブリアのカステルッチョも大被害が出て、
       その後の修復がどうなっているのかも気になりますが、
       
       今までの様々な経験から、何十年かかっても修復はされると確信しておりますが
       自分は再びあの美しい村を見られないかも、でも必ず元の姿に、という思いも込めて
       カステルッチョの村と平原を描いているのと同じように、


       こちらは修復された聖堂ではありますが、
       単に美しい、好きな聖堂という以上に、感謝を込めて描きたいと思っています




     *****

       今日の第2部   今朝の葡萄畑

       今朝、4月9日朝の、カルページカ村からスコミーゴ村にかけての
       葡萄畑の様子をどうぞ。

       朝7時15分頃の(夏時間)、葡萄畑越しの太陽
       今朝は一帯にも靄がかかり、東の空には厚い雲があり、何とか雲の中から出て
       少し光が強くなってきた所で、葡萄の芽も、こんな風に大きくなって来ています。

     





       上の太陽を撮ったすぐ近くの畑では、多分今年最初の消毒が始まっていて
       日曜の朝、まだほとんど車も通らないうちからお仕事です。

     





       上の写真を撮って歩いて行くと、ちょうど向こうが畝の端に出てきたのに会い
       きっと写真を撮ったのを見ていたに違いないと思い、ひょこっと会釈すると、
       片手を上げてくれたのが見えたので、
       では、とカメラを構えるとちゃんと止まってくれまして・・!

     

       撮って、片手を上げて礼を送ると、向こうもまた片手を上げてくれまして、うふぃふぃ、
       こういうのがなんとも嬉しいのですよねぇ。
       うん、イタリア男は、ほんと可愛いぃ!!





       所で先週の日曜には、葡萄畑の畝の間はタンポポの黄色で埋まっていたのですが、
       ははは、1週間後の今は皆落下傘部隊に変身し、畝の間は真っ白!!

     

     

    
       この2枚はスコミーゴ村の葡萄畑ですが、葡萄の新芽もかなり育っているでしょう?!


       藤の花も満開になっていますが、これは次回への出し惜しみに、ははは。




     *****

       ただ今本家ブログには、「武器よさらば」 若きヘミングウェイの戦場体験
       をアップしております。        
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4 コメント

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Unknown (小父さん)
2017-04-10 13:30:50
こんにちは

正面にど~んとせりだしている建物のインパクトがいいですね。
建築写真などに見る構図を思い出します。

ここから解説を読ませていただきます。

リンク先の
>近くから見る後陣部分。 素晴らしい!! 

いやー、とっても趣がありますね。
斜め読みしかしていませんが、現在は使われていない遺跡なんでしょうか?

これは映画に使われても不思議じゃないですね。
三橋美智也の歌う「古城」を思い出しました(汗)

>その時には背景を金色に、と決めておりました。

なるほど、作品ってそうやって制作していくんですね。

金屏風だったりして・・・(汗 汗)

地震の写真拝見しました。
何とも無残です!

>修復者の方々の賜物と知らされ、大いに反省するとともに、心からの感謝の念を持ったのでした。

素晴らしいですね。
決してアメリカみたいにお金がザクザク有りそうもないように想像しますのに(失礼)

>好きな聖堂という以上に、感謝を込めて描きたいと思っています

絵心というものにはそんなものが含まれているのですね。
有難うございました。

前回の「丘の上の古い町 カステルムーツィオ・トスカーナ」の現在進行形の意味よく分かりました。
どうも、年とともに固定観念が強くなりすぎていくようです。

【2部】

1枚目の写真、横の紐、縦の棒に弓型に朝陽、空のグラデュエーション共々素敵です。
もうこの写真を半切に伸ばして(盗作して)出展したくなります!(笑)

ああ、http://blog.goo.ne.jp/suisaishihoを消し忘れたりして(汗)

え~っ、消毒風景もこんなに綺麗に撮れるんですか!

>片手を上げてくれたのが見えたので、では、とカメラを構えるとちゃんと止まってくれまして・・!

このような習慣が日本にはないような・・・?
でも教室のご高齢の方がりっぱなカメラを人に向けるとけっこういいリアクションがあるようです。

だいたい「撮らせてな?」と声を掛けるそうですが、私はそれが出来ません!

落下傘部隊とその背景!!!
いや、お見事です。

いやいや、上から下まですっかり勉強させていただきました。
感謝です。
憧れのトゥスカーニアのサン.ピエトロ (mitsu)
2017-04-10 20:31:55
shinkaiさんの暖かなお気持ちが加わるせいでしょうか?金色の空に素晴らしい存在感!影が美しいですね。完成をみれるのが待ちどおしいです!
Unknown (shinkai)
2017-04-10 23:45:07
★小父さん、こんにちは! コメント有難うございます。

はい、この構図のモチーフは、聖堂が丘の上に立っている、その下の道からなので、パースがかなりかかっていて迫力ありますでしょう?!

いえいえ、ここは遺跡ではなく、ちゃんとした教会、聖堂です。
教会も時に建物は残っていても教会で無くなっている事もありますが、そういうのはちゃんと博物館、とか、日本語でどういうのか、聖別が廃された、と出ております。

そうなんです、いつも基金がないという事で問題が起こり、本当に何十年とかかることも多いのですが、それでも修復されるのです。
日本の様に素早い対応ではないのですが、その基本線がぶれない事に段々尊敬の念も持ってきています。

ああ、いいえ、絵を描かれない方は、多分絵の中の遠くの空とか近くの空なんぞは考えられたことがないと思いますので、小父さんは少なくとも疑問を持って下さったという事だと思います。

ははは、ダメですよ。写真の大家と自認されている方は注文が多いですから、けなされますです。

日本ではプライヴァシーの侵害だとか、そんな風に取られる方が、問題が多いのでしょうね。
こちらは子供の場合とか、連れている犬などの場合は一応了承を得るようにしていますが、
大概はカメラを見せるだけで、高価な大きなカメラでなくとも、ははは、大丈夫ですね。
にっこり笑いながらカメラを見せて「OK?」という手なら、簡単でしょう?

こちらこそ、いつも有難うございます。
Unknown (shinkai)
2017-04-10 23:49:51
★mitsuさん、こんにちは! コメント有難うございます。

有難うございます、嬉しいです。でもまだまだこれからですから・・!

そうなんですよね、この影がしっかり決まっているので、このまま行けるのではないかと思ったのでした。
空の金色は、まだ建物の色との関係で決まっていくので、まだ詰めていないのですが、あまりキンキラキンにはならないと思います。

はぁい、頑張りま~す!

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