水彩画分室 ・ イタリア・絵に描ける珠玉の町、村

「イタリア・絵に描ける珠玉の町・村、そしてもろもろ!」の水彩画分室。
ペンと透明水彩による、イタリアの風景をどうぞ。

   ・・・ 途中経過報告 その2 ・ シロール チヴィタ ・・・

2012-07-16 | ・水彩 ドロミーティ

       自分の絵ながら、どのように取り組んだら良いのか、
       どこで終わりにしたらよいのか、いつも疑問だらけですが、

       今日は先回も見て頂いた シロールの山の家
       大修復作業を施しました チヴィタの小路
       そして新しく描き始めた ベットーナの猫ちゃん 
       を見てやって下さい。

   
       シロールの山の家

              

       写真が少しチリチリとなり、色も少し明るめに出ています。

       先回アップしました時、どうも我ながら絵が平凡に思う、と
       書きましたら、我が師二木さんが、
       平凡というよりも、どこもが同じ調子で描いているので平板なのだ、
       まずは同じ調子を消し、濃い部分を作ってみたら、と
       示唆して下さいました。

       この絵は最初のペン描きの時に、いつもよりも濃いインクを
       使ったので、その分仕上がりが早く、・・その意図は無かったのですが、
       余りあれこれ自分で考えない内に一応出来てしまった、   
       という様子でしたから、
       仰っていただけた事には大いに納得し、
       頑張って、あれこれ手を入れました。

       茶色の板や垂木の部分も、色が濃淡のみに見え、
       それも気に食わなかったのですが、
       壁の陰を濃くするうちに頭も働き出し、はは、
       インクの濃い赤の色を作り、それでも描き込みました。

       背後の山は、まだ半分未消化の所がありますが、
       全体の色に少しコクが出た気もしていますが、

       どうでしょうか?



       チヴィタの小路

       

       右側に入れた陰を消すのに四苦八苦。
       まだまだ消え切れませんし、
       壁の描き方も、左側とどうしても同じになりません!

       左側はすらっと行き、殆どペン描きの上に
       一度か2度塗りのままで、いわば若い女性の素顔の様で、
       右は厚化粧で若作り、かなり無理している、という・・!

       師は、右下の陰もいらない、と言われましたが、
       洗って薄くした位で、ここにまで手を入れる元気が無く、
       扉に、ほんの少々香りをつけ、

       もうほぼ満杯!

       あとは扉の上の木を少し弄る程で、今回は終わりにしたい、です。

       今の気分では、描き直すのもシンドイ、
       悔しいですが、描き直すなら、来年! に。
  
       秋の個展に出せるかどうか、少し頭を冷やしますが、
       それでも、これは私にとって様々な教訓を示してくれ、
       良い勉強になりました。



       ベットーナの猫ちゃん

       

       新しく届いた紙に描き始めた1枚目。
       ウンブリアはアッシジの向かいの山の町ベットーナの猫ちゃん。

       子育て真っ最中の、細く痩せたお母さん猫で、
       ぷっくりの丸い猫ちゃんが好きなshinkaiですが、
       広場に素敵な陰を作ってくれたので・・。
       
       ・・陰は魔物なんだけどなぁ・・!

       細いペン先で、作ったグレイの色インク2色で描き始めた所で、
       陰や目、茶色の毛の色部分に、水彩で少し色わけを。


       先回見て頂いた描きかけのアッシジの猫ちゃんは
       白黒猫なので周囲の壁を描こうと気楽に考えていたのが、
       紙の質が悪く、ペンの線も太く滲みグレイの色が濃く見え、

       猫ちゃん自身も坂道の難しい場所に座っていて、
       いざ周囲の壁を描き始めた途端、ああぁ、こりゃぁ大変だぁ!
       とあっさり無条件降伏。

       新しく届いた紙に、周囲の壁なし、平地に座らせ、ははは、
       猫ちゃんだけを描き直すつもりで〜す。


   
       という現況ですが、
       先日額入れが済んだのを4枚見てやって下さいね

       一度には全部依頼するのも大変ですし、支払いがね、はは、
       済んだぁ! と思うのから額に入ると、今何枚目、と
       励みにもなりますので、今回も4枚お願いしたのでした。

       額を壁に掛ける明るい場所が無く、机の上に立てかけての
       写真で、きちんと四角にはなっておらず、失礼を。

       
       アッシジ  小さな窓のある壁

       



       アッシジ  アーチの向こう

       

       この2枚は、銀と金との同じ形の額です。



       シロールの山の家

       
     
       今回の額の中でとても気に入った物で、
       18世紀の古材を使ったものだそうですが、


       アップにすると、こんな感じ

       


       今のシロールの家も、出来上がったらこの額に、と思っています。



       にゃ〜こ

       
       
       にゃ〜この周囲の余白が、もう少しあっても良かったかな、と
       思ったりもしますが、 
       ・・依頼の前に研究の余地がありますね、
       まぁ、目の色に合わせてマットの色も決めて入れてくれ、
       
       次回には、下のマットの細い幅をもっと正確に、
       と念を押すつもりですが、
       今の所、気に入った額屋が見つかって喜んでいます。       

       にゃ〜このママ、ゆんぴょさんに写真を送らないと!



     *****
       
       ブログご訪問、有難うございます!

       今日のお昼に突然の豪雨がやって来て、
       2〜3cm程のヒョウがバラバラと音をたてて降り、
       コンドミニオの庭が一面に白くなりました!

       まぁ、暫く降った後にやみ、今は陽が射していますが、
       ぐっと涼しくなりました!
       今現在、家の中で26度!!

       有難い!
       テントを下ろすだけで、窓も開けておけるというのは、
       お絵描きにはとても助かります。

       秋の個展に向けて、あと何枚か。
       大丈夫とは思いつつ、まだまだ頑張らないと!

       では皆さまも、暑さ負けせず
       お元気で!!

     *****

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       をアップしております。
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ジャンル:
絵画
キーワード
ヴェネツィア 無条件降伏 ウンブリア
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4 コメント

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Unknown (ゆんぴょ)
2012-07-16 01:27:53
お久しぶりです〜!
暑い毎日ですね。
そんな中、お絵かきの方も順調に進んでますねぇ!
・・・と、なんと、にゃーこの絵が額に入ってる! うわぁ、感動です。
こんなに綺麗に描いてもらって、また額に入ると素敵です〜。きりっとした表情、胸の辺りのふわふわとした毛質も本当にお上手。
蒸し暑い毎日でバテバテのにゃーこに見せて、パワーアップしてもらわなきゃ。
他の作品たちもすごい・・・。シロールの家は額も雰囲気がありバッチリですね。
ベットーナやアッシジの猫ちゃんたちが、どんな風に仕上がるかも楽しみなところです。
Unknown (shinkai)
2012-07-16 19:27:39
★ゆんぴょさん、こちらにも有難うございます!
ちょうど良かったです、メールをさせて頂こうと、写真を送ろうと思っていた所でした。 

はい、にゃ〜こも一応仕上がりまして、額に入りました。 気に入って貰えたようで良かった、安心しました! 
にゃ〜こが夏バテ? それは少しご心配ですね。 よろしく、よろしく!!

シロールの額、良いでしょう?! 私もとても気に入りました。

ゆんぴょさんの方は? 秋に向けてまたお忙しいのでしょう、と思います。
お互いに、しっかり頑張りましょうね!!


Unknown (二木一郎)
2012-07-17 23:05:53
こんばんは!

シロールの山の家、良くなりましたね!
影に手が入りましたが、明るい石もだいぶ描かれたようですね。
石の見え方に強弱ができて、実在感がグッと深まりました。
影の暗い部分と相まって、シロールの明るい日差しを感じるようになってきました。
背後の山も、このくらいの描写で良いのではないかと思います。
空には白っぽい色を入れたのですね?
ほどよい緊張感と、爽やかな空間を感じる作品になりましたね!

チヴィタの小路は、影を消した壁の石がだいぶ自然になってきましたね。
確かに左の壁とは石の表現が違ってしまいましたが、このくらいの差なら大丈夫のような気もします。
右下の影はだいぶ薄くなり自然な感じになってきましたので、これで良いと思います。

ベットーナの猫ちゃんの構図、よくわかります!
これは影を入れたくなりますね。
影は魔物…ですか?
とりあえず次回を楽しみにしています。

アッシジの猫は描き直しですか?
少し物憂げな猫の表情が良かっただけに惜しい気もしますが、それも大切な決断だと思います。

新たに額装した4点、良い額ですね!
特にシロールの山の家の額は良い味わいの木肌で素敵ですね。
二段重ねのマットというのもいいものですね。
額装された作品が増えていくのは楽しいですね!
Unknown (shinkai)
2012-07-18 01:30:17
★二木さん、こんにちは! お忙しい所、本当に有難うございます。
そして、ああ、やれやれと、お聞きして一安堵ついた所です!
山も初めてこんな風に描いたのです。 実際には両脇とも山が立ち上がり、谷間に細長く広がる村なので、その通りに描こうと思ったら、全部山になるのですけど、到底・・。

はい、白にほんの少しエメラルド色を混ぜた色です。 茶の紙の色が残ると重たいと思って。

チヴィタもまだ気持ちが残り、気になるのですが、少し置いておいて、また元気回復した所で見てみようと思います。

ベットーナの猫は今日だいぶ進みまして、今度のケント紙の色がかなり黄がかっているので、白の絵具の色が良く効き、面白がっています!
次回にまた見てやって下さい。
ただ、陰の描き方が、また問題かも・・!

はい、あの古材の額、なかなか良いでしょう?! 新しい家の絵も、あれにしようと思っています。

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