志四海(しかいをこころざす)

2010年01月06日 21時09分01秒 | Weblog
母校杵築高等学校(旧制杵築中学校)の偉大な先輩である重光葵(しげみつ・まもる)氏が母校に贈った言葉が現在の校訓となっている。(校長室に直筆額が掲示されている。)

「文武を修め、志高く世に出でよ!」という先人の熱き想いが込められた言葉である、そう入学時に校長から教えられた記憶がある。(40年程前の記憶だから多少相違しているかもしれない。)

旧制杵築中学校は堀悌吉(杵中第1期、海軍大将)豊田副武(とよだ・そえむ)(杵中第2期、軍令部総長)重光葵(杵中3期、外務大臣)など戦前・戦後の時代が大きく揺れ動いた時期、まさに国家の命運を左右させる立場でこれら偉人傑士の方々が活躍され、戦後へと導いたと大先輩からよく聞かされた。

先輩諸氏の志たるや到底計り知れないものだったと想像する。国家体制や天皇制の護持(維持存続)など終戦後の有り様にも深く関わったと書き物にある。想像の域を超える。

1月2日(土)12時より「平成22年杵築高等学校剣道部十王会総会」が市内の割烹で開催され、稽古始めに引き続き参加した。(この会において写真の面タオルが配布された。)

尚、本年より母校剣道部OB会は毎年1月2日稽古始めに合わせて開催されることとなった。

●重要なおしらせ
明朝、いよいよ竹崎君が欧州に向け出発する。大分空港から一旦東京に向かい、成田より空路ドイツ・フランクフルト経由で赴任地デュッセルドルフを目指すと聞いた。
彼は母校杵築高校出身ではなく、熊本市の有名進学校出身(その後京大に進む)と聞くが、正に「志四海」を実践し、北極海から大西洋へと飛んでいく。ドイツを基点としてヨーロッパ各地での仕事もこなすことになると聞く。どうかご無事に、心からご武運を祈る。
(到着後、このブログに返信・コメントを届けてくれることになっているので楽しみにしていよう。)





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