スイファの今日の仕事

最近行われた工事の様子と
そこに至るまでの職人たちの
涙涙の物語をお伝えします

在来浴室の改修

2017年07月21日 | 浴室工事
全国一斉に梅雨明けしましたね
空梅雨でほとんど雨が降らなかったので、水不足が心配ですが

スイファの社員も猛暑の中、毎日現場で頑張っています!


さてさて、今日は在来浴室の改修工事のご紹介です。

現場は、築40年のマンション。
下の階が店舗の為、浴室からの漏水が心配との事・・。
伺ってみると浴槽がこんな状態でした。



鋳物ホーロー浴槽のホーロー部分にヒビが入り、そこから水が入って鋳物部分が錆びてしまっています。

実際はこの状態だけでは下階に水漏れすることはありません。

何故なら・・
在来浴室は防水層という層を形成し、その上に浴槽やタイルを施工しているからです。
在来浴室の水漏れは、この防水層の劣化・破損が原因のことが多いです。

浴槽を取り替えたいというご依頼だったのですが、せっかく浴槽を取替えるのであれば、40年経っている防水層もやり直すべきだろうということになりました。

施工前の浴室です




せっかくなので
・浴槽を大きくする(1200から1300へ)
・入口の段差を少なくする
・床のタイルを滑りづらいものへ変更
・使用していないバス水栓は撤去(お湯張りは給湯器で行っていました)
・浴槽のまたぎ高さと幅を小さく
・手すりの設置  等をすることにしました。

早速、解体作業です。


在来浴室の解体は、とにかく粉塵がすごいです
解体屋さんたち、防塵マスクをつけて全身真っ白になりながら作業を進めてくれました。
3人がかりで丸1日かかって解体完了です。


壁の段差がついている所から下の部分の防水層をやり直します。
それより上部はタイルの貼り替えのみします。


次はスイファの出番、配管工事となります。
洗い場の床を上げるので蛇口の位置も変わります。
レーザーで高さを確認しながら位置を決めます。


解体してみると銅管の給湯管が躯体に埋まっていました。
銅管は劣化すると針の先くらいの小さい穴が開いて、漏水することが良くあります。
せっかく防水工事をやるのに、その下に埋まってる銅管から漏水してしまったら意味がない!
ということで給湯管は浴室内だけ新しくすることにしました。

洗い場のすぐ隣にある洗濯機パンの下に給湯管がいるだろうと予測して


洗濯機パンを外して床を開口したら・・


いました!銅管!
(下の茶色い方の管です。グレーの方は給水管です。)


洗濯パンの下で新しい配管に切り替えて、シャワー水栓の位置まで延長します。
今後、万が一給湯管から漏水があったとしても
浴室が原因ではない=きれいになった浴室を壊す必要がないということになります。


配管の移設が終わったら、次は防水下地の左官工事です。
FRP防水をする前に下地を平滑にしておく必要があります。


次はFRP防水です。
この写真は新しく施工した防水層の上にトンボという部材をつけたところです。


FRP防水は以前のブログで詳しく紹介していますので、よろしければご覧ください。
飲食店 厨房の防水工事

このトンボにラス網と呼ばれる網を取付け、タイル下地となるモルタルを施工していきます。
モルタルが網の間に入るので、剥がれたり割れにくくなります。


防水工事が終わったら浴槽を設置するための脚や洗い場の床下地を作っていきます。
壁もタイル下地まで仕上がりました。



浴槽を設置しました。




この写真は、洗い場のグレーチング(排水金具)を設置しているところです。
このグレーチングに向かって水が流れる様、勾配をつけていきます。
黄色いものは水平器と言って、この水平器で勾配を見ながら仕上げていきます。
左官屋さんの命!です。(多分・・)


タイル貼り完了。う~ん、キレイです


最後に水栓や手すり等の器具付け、コーキングをして完成です!





今回は、折れ戸も交換しました。
今までは写真の手すり側に扉がたたまれ動線が悪かったので、壁側にたたむ様にしました。



約2週間の工事期間中、お施主様にはご不便を掛けてしまいましたが、完成後『どこかの旅館にきたみたい!』と喜んでいただけたので良かったです


きれいで安全になったお風呂で、ゆっくりくつろいで下さいね~
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