かつら たろう(桑本栄太郎)/花冠同人

かつら たろう(桑本栄太郎)の俳句ブログ

時の日、6月10日(土)

2017-06-10 16:45:28 | Weblog

☆青空や末央柳の蕊ばかり
☆南天の花に風ゆく小径かな
☆天高き雲の並びて夏日さす
☆茅花の穂絮となりをり風の道
☆緑蔭のベンチふたりや風に座す
☆蔓先に眼ありをり葛の夏
☆みどり濃き葉裏に放つ花柘榴
☆坂道の風に早くも夾竹桃
☆泰山木の花の近づく香りかな
☆紅白の帽子の列や夏日さす
☆朽ち来たる花の匂ひや泰山木
☆一木に花の襤褸や泰山木
☆夾竹桃の風の一枝となりにけり
☆坂道の木蔭伝ふや買物に
☆真夏日や青空高くプロペラ機
☆青空に夾竹桃の赤きかな
☆真夏日や眠気催すプロペラ機
☆茅花の穂絮となりをり丘の上
☆時の日や天地反転すると云ふ
☆弟の兄に翳せり夜振の火
☆目覚めゐる吾に驚き蠅虎
☆雨上がり蚯蚓這ひゐる舗道かな
☆日射しゐる朝を喜び梅雨の蝶
☆手に何もなくて舞い来し揚羽蝶
☆巫女の採る梅の実青し天満宮
☆ごきぶりを叩き教養何処やら
☆尺とりの枝の余りて裏側に
☆歩みゆき何を急ぐや天道虫
☆余生なる吾に託すか落とし文
☆あめんぼの流れの果てや大海に
☆あめんぼの流さることに倦みて跳ぶ・・・花冠コメント入り秀句
☆蟻地獄弄ひ一日の終はりけり
☆あとすさりこの世地獄と云ふ穴に
☆蜘蛛の子の千の未来へ繋ぐ糸

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2 コメント

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こんにちは (みどり)
2017-06-12 13:33:46
☆茅花の穂絮となりをり風の道
☆坂道の風に早くも夾竹桃
☆余生なる吾に託すか落とし文
☆蟻地獄弄ひ一日の終はりけり
☆蜘蛛の子の千の未来へ繋ぐ糸

こんにちは
茅花の穂絮の風になびく姿はきれいですね。
夾竹桃も咲き始めました。
夏です

蟻地獄といえば子供のころ
コヨリを作って、神社の本堂の下にもぐって
釣り上げていたことを思い出します。

子供たちのそれぞれの思いにつながる
未来が訪れてくれるとよいですね。
御礼 (桑本栄太郎)
2017-06-13 12:45:48
みどり様
「茅花の穂」「夾竹桃」「落とし文」「蟻地獄」
「蜘蛛の子」と沢山お選び頂き、それぞれに
嬉しいコメントも頂戴しまして、大変有難う
御座います!!。
夏日とは言え、まだ酷暑の盛夏まで時間が
あり、木陰などはとても心地良い風が吹き
外に出れば元気がもらえるようです。
子供の頃、戸外で自然を相手に夢中になって
遊んだ記憶が俳句の作句にも役立っている
ようです。
子供や孫の時代まで、この自然を繋ぎたい
ものですね!!。

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