「赤い運命」の話

HDDに録画されていた「赤い運命」をやっとこさ観ました。

「２４」・新ドラマ・バラエティのＳＰなど重なって中々観れなかったのです。結論から言うと良かったです。
第１段の「赤い疑惑」があまりにも酷かったので正直観るのに勇気が要りました。（石原さとみは好きなんだけどね！）
それでも視聴率は低かったですね。「赤い疑惑」が１４．２％で「赤い運命」が１０．９％ですから、「赤い疑惑」を観た人達の多くが敬遠したせいでしょう。（視聴率は個人的にメモしといたものなのでもしかしたら違っているかも・・・。）

赤いシリーズは山口百恵主演で大映テレビ（もの凄い作品を作っていた所）が作成したかつてのヒットドラマです。先頃のリバイバルブームに乗っかってホリプロのアイドルを主演に全３部作として復活しました。
その第２段である「赤い運命」。（綾瀬はるかは山口百恵を「尊敬する大先輩」と言っていたが、確実に生まれる前に引退しているし…。）

以前にもＢｌｏｇの中で書きましたが、私は綾瀬はるかがこの年代の女優で一番演技が上手いと思っています。根性もありますしね。直子（いずみ）役を見事にこなしていました。

「赤い疑惑」は古臭い作りのまま終わったように思えましたが「赤い運命」は古い中にも光るものが見えましたね。ストーリー展開が早くて見飽きなかったのが一番の良い点かな。
１０代の人がどういう印象を持つのかとても興味がありますが・・・。

船越英一郎さんもとても良かった。わざとらしさをギリギリ残してくれたのがなによりうれしかったです。

榎木孝明さんや玉木宏くんといった”地味”を演じられる俳優さんをピックアップしたスタッフにも感謝。

いずみ（直子）役の佐藤千亜紀はホリプロスカウトキャラバンで優勝しているんですね。

さてお次は第４段は深田恭子主演の「赤い衝撃」です。３人の中で山口百恵のイメージからもっとも遠く離れた深田恭子がはたしてどういった赤いシリーズを演じてくれるのか楽しみです。（最近演技が上手くなってきているのは感じますが…。）