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「秒速5センチメートル」の話

2007年08月08日 17時42分58秒 | アニメ
アニメ「秒速5センチメートル」を観ました。
背景の綺麗さと、山崎まさよしの「One more time, One more chance」にちょっとセンチにさせられました。



劇場アニメーション 「秒速5センチメートル」 DVD <通常版>


公式サイトOther voices -遠い声-

あらすじ
遠野貴樹と篠原明里は、互いに惹かれあう仲だったが、小学校卒業の折に明里が群馬へと引越し離ればなれとなる。
中学生になってからも手紙のやり取りをする2人だったが、貴樹も遠くに引っ越す事になり、明里に会いに行く決心をする。


監督は、「雲のむこう、約束の場所」「ほしのこえ」の新海誠。本作は、「秒速5センチメートル」他「桜花抄」「コスモナウト」の3本立て(連作)のアニメーション作品。
ストーリーは、3作が繋がっていて、遠野貴樹が常に登場する。
テーマは、様々な距離という事で、時間みたいなものも根底に流れているようですね。


簡単にまとめるとすれば、「北の国から '87初恋」かのような作品です。(桜花抄は…)
相変わらず背景は綺麗で、そこかしこに差し込まれます。
雪のシーンでは、このクソ暑い中、涼しさを感じる錯覚をおこすほどでした。
(ホントなんだなこれが!)
他には、ロケット雲が空を2つに分かつシーンがあるのですが、左右のコントラストの違いが、思い入れなのかなと感じました。
(雲の影にそこまで暗くはならないだろうと一人突っ込みを入れておりました。)
無理にロケットとかを持ってこなくてもSFじゃないんだからとは思う。
まあ、そういう風になるだろうなというラストにも、激しく反論をしたくなる。


特典映像についていた監督のインタビューで、遠野貴樹の声が水橋研二だと知りました。
邦画「月光の囁き」での水橋研二のイメージがピッタリという事で、新海監督が起用したと語っていたがこの映画、とりあえず若人には観ない事をお勧めする。
変なフェチというか、道を外れないとも限らない内容なので…。
(話が反れちゃったね。


まだ観ておられない方には、過去の作品と同じようなニュアンスのラブストーリー?です。
過去の作品が好きな方には、お勧めです。まあ、背景観るだけでも価値はあるかな?

この監督には、破れないのか、破らないのか判らない殻がありますね。
殻を破った作品を、是非観てみたいものです!


評価(80点):


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