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★「青春の門」は筑豊で終わる、と五木さんは言った。

2016年10月11日 | 新聞/小説


祝!『青春の門』23年ぶり再開——。
五木寛之さん(84)の大河教養小説が来年再び始まる。
待ってました👏(⬅︎拍手の絵文字は出るのかしらん)
伊吹信介しゃんはどぎゃんしたっとね……と思っていたけど、まず12月に中断したままだった第8部「風雲篇」が加筆修正されて発売されるというから楽しみ。

10月1日付西日本新聞に『新 青春の門』執筆構想が出ていた。

福岡県八女市出身の作家、五木寛之さん(84)が1994年を最後に中断していた代表作「青春の門」の連載を来年1月をめどに始める。
23年ぶりの再開を前に西日本新聞の取材に応じ、
「最後は主人公が筑豊に帰ってきて青春が終わる。そこまでいければ幸せ❶」
と構想を語った。

(中略)
連載再開は「週刊現代」。新連載は第9部からスタートし、
「新しい読者にも分かるように」(五木さん)
と過去のエピソードを織り込み、2年ほどかけて第10部で完結❷させる意向だ。
五木さんは
「信介が29歳で筑豊に帰り、ぼた山の上から変わった筑豊を眺め降ろしながら人生を振り返る。青春が終わり、これから新しい時代が始まるという形で完結させたい」
と抱負を語った。

(10月1日付西日本新聞記事から)


❶そこまでいければ幸せ
「そこまでいければ」にはストーリー展開のほか、五木さんご自身の体調・年齢も含まれていると感じた。
現在84歳(1932年9月30日生まれ=石原慎太郎元都知事と同年同日)だから、完結は86歳ごろになる。
五木さんは現在、左脚痛がひどく
「杖が欲しいと思わないわけではない」
と以前書かれていた。
………体調ちょっと心配。
さらに、週刊新潮やサライのエッセイ連載のほか、毎日(週5日)日刊ゲンダイ「流されゆく日々」の執筆がある(書きだめナシの毎日手書き入稿!)
そこに、週刊の小説連載が追加!——。
………過労ちょっと心配。

❷2年ほどかけて第10部で完結
以前、長編小説『風の王国』(1985年、新潮社)第2部構想(仮題「星の王国」)もあると聞いた。
こっちも読みたかったけど、「青春の門」完結時86歳を考えると、ちょっと無理そう……。
とはいえ、過酷なスケジュールだった新聞連載小説『親鸞』3部作も無事終えた実感から、五木さんご自身と講談社がまだ体力的に大丈夫(かも)と判断されたのだろう。

『新 青春の門』は、シベリアを出発した信介がフランスにいるシーンからスタートするというから、具体的なストーリー展開はかなり固まっているよう。
1960年代の経済成長期を舞台にした「青春の門」が、青春期を終え後退期に入った日本で再び動きだすのも興味深い。
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