10月29日
朝の掃除を終え、日供祭が終了したころ、ホタルさんと〇〇先生(くうたくん)がこられました。
竹と酵母菌により、生ごみの回収費用の削減と肥料の生成ができるというエコなことをライフワークにされている方です。環境問題に真剣に取り組んでおられ、手入れされない竹藪が増加していることへの対策なども考えられています。神社と自然環境という点からお手伝いできることがあればよいのですが。
来客者が帰られてから、笹薮になりやすい小道の草刈と、新たな小道の草刈をしました。
とくに笹薮になりやすい小道には、神社境内の南東にある「朴ノ木」の葉っぱを集めて、小道に敷き詰めてみました。
朴ノ木の葉には、他感作用(アレロパシー・ある植物が他の植物の生長を抑える物質を放出)があることを知ったので、実験してみます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%AA%E3%83%8E%E3%82%AD
本日、夜、三原市大和町下徳良の亀山神社例祭の前夜祭
県の民俗文化財にもなっている(但し、他の神社)「神殿入り(こうどのなり)」行事
この行事は、民俗文化財に指定されている三次市の辻八幡神社においては、打ち続く凶作に「神だのみ」の一念で灯籠を献じて豊作を祈願したことに由来するといわれている。
亀山神社においてもこの神殿入りが数百年続いているそうです。
亀山神社では、「いつもは鎮守の杜に祀られている氏神が、秋祭に限り、夫々の氏子の家に還られるという信仰」があると言われる。
「氏子の家では早晩から神棚へ灯明を供え、門口に家紋と家名を記した高張提灯を掲げ氏神の御入来を待」ち、「山海の珍味酒肴を氏神に供え、祖孫和楽の一時を過ごして、氏神に元の社にお還り願う為、高張提灯を先導に家族親類縁者が手に手に提灯を持ってお送りして神殿入りをして頂く」、これが「コウドナリ」と言われるようになったそうです。注「 」内は、潮武臣著『鎮守の神々』より引用
午後8時の太鼓の合図に各地区の提灯が一斉に灯りがともされ、火の行列をつくって亀山神社に向かう。
「イヤホウライ、イヤホウライ」(弥宝来)と太鼓とともに提灯をもつ老若男女が囃し立て、闇の中に提灯行列が浮かんでくる。それは狐の嫁入りのような幻想的な風景。
やがて長い火の行列が鳥居の前にたどり着くと、神職による祓いが行われ、人々は鎮守の森に吸い込まれていく。
一方、境内では、たき火の炎が天を焦がし、安芸高田市から招かれた神楽団による神楽が奉納された。
午後10時の前夜祭の斎行中、神楽殿では4匹のオロチが舞い、クライマックスを迎えた。
そして、私の脳は、眠りのサインをだしはじめた。・・・・眠たさに叔母が用意してくれていた植木を持ち帰るのを忘れてしまった。。。。それが今日の出来事だった。
氏子200戸余りの鎮守様に、こんなにも多くの方が雨の中に集まる。神楽団の代表は、「いろいろ回っているがこんなに大勢が集まっているのは、はじめてだ」とおっしゃっていました。
ただただ、うらやましきことであり、大きな目標にもなりました。Zzzzzzzzzzzzz
神殿入(コウドナリ)行事がなければあんなには集まりませんよ^^;
少子化で行事の存続が難しくなりつつありますが、戦時中も絶やしたことのない伝統を可能な限り守っていきたいと思います