まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

女は黙って

2017-01-09 | 暮らし

先日、「男は黙って」に対し、「女は黙って」ということになると、怖いねって友達が言う。

「女が黙るときは、怒っている時だ。」となる。別に怒っていないのだが、なんて言っていいか分からない時と、何かを言い出したら止まらなくなることが自分でも怖いということもある。また、自分がとてもみじめになりそうな時もしゃべらないのだ。分が悪くなる時は黙っているに限る。きみまろではないが、どうしてあんなに可愛くて愛しい妻が怖い妻になるのか分からない。それは、きっと妻に対するもろもろの罪が自身をおびえさせるのだろう。

かの、土屋さんも言っていた。彼とは親しくしているわけではないが、考え方に同調してまう時が往々にしてある。例えば、「自分の意思を伝えることはそれほど重要なことなのか。」と、いうこと。「意思を正確に伝えたら人間関係は壊れるに決まっている。・・・円滑な人間関係を築くにはむしろ意思を隠し、相手の意思を誤解する能力が必要だ。「気持ち悪い顔ですね」と、正直に意思を伝えるより「個性的で美しい顔立ちですね」と心にもないお世辞を言う・・。言いたいことが言えない者が、自分の意見をネットで言う時代である。

もうひとつは、話をすればするほど言わなくてもいいことまで言ってしまう。そうなると、聞く方は聞かなくていいことまで聞く羽目になる。ほどよい距離感が必要なのだ。たとえ夫婦でも全部話さない。いや、夫婦だからこそ全部話さないこともあった。若い頃もてたということや、何人かの人に求婚されたとか。言っても信じなかったかもしれないが。これが「言わなくてもいいこと」か・・


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