正月に家族が寄った時、娘婿が知らない方言というのを言っていた。大聖寺弁と、山代、山中、片山津では少し違うところがあるようだ。大聖寺は城下町なのでその影響かもしれない。
加賀弁のなかでも分からないのが多いのは、核家族化していくせいかもしれない。
はんかくさい。けなるい。じらくさい。めとにする。べんこな。あっくり。くっつり。ねまる。いじくらしい。いくつ知っているか、娘たちは婿殿を困らせていた。妻は怖い。
岡崎で暮らす弟も故郷を早くに離れたせいか名古屋弁がよく出る。「~だもんで」「~じゃんねぇ。」とよくいう。移りそうになる。三河弁は「じゃん・だら・りん」とか。やっぱりこちらへくると加賀弁とまざってしゃべっている。
姪は、「はよしねや。(早くしなさい)」が、びっくりだったという。三河弁なら「早く食べりん。」とかになるのだ。りんは可愛いね。しかし、愛知では「一緒にしんで。(しないで)」と、言うのだ。これもびっくり。
名古屋のビールをもらった。「でらうまい」と、書いてあった。こちらでいうと「てんぽにうまい」と、なるのだろう。
分からないのが多いのはひょっとして他所から入り込んだ言葉だからではありませんか?それで知らない人が多いのかも。私のように何十年も離れていると新しい言葉だとするとさっぱり。
ところで、印象的な方言は「どくしょな」。今も使われていますか?
粟津の従兄弟も大聖寺高校でしたから、驚いたのかな・・・。
個人的には小松の人のほうが言葉がキツイ、汚い・・・と思っていましたが・・・。
「はよしね」自体は越前弁でも使うようで、「秘密のケンミンショー」での「転勤夫婦」ドラマで使われていました。
山中弁のほうが何かというと語尾に「が」や「げん」がつく小松弁・金沢弁よりきれいだと、思っています。
どくしょなは、聞いたことがあります。
どの方言も年寄りが使うことが多いので、だんだん
若い人は使わなくなりましたので、廃れていくかもしれませんね。
方言は人が移動して言葉も移動するようで、
遠く離れた土地でも同じ言葉が使われたりするようですね。
きつく聞こえるのと、のんびり聞こえるのでは
やはり癒し系がいいですね。
まくしたてられるのは辛いです。