まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

熱中症寸前

2010-07-25 | 事件簿
娘が婆さんにメールで助けを求めてきた。
4才になった子供が手足口病で、保育園へ行けなくて仕事も休めないので、来て欲しいと。
婆さんの返事は
「梅干を干しているから行かれん。連れておいで」



結局、その夜敦賀から連れてきて、すぐ折り返して自分だけ帰って行った。
わたしも会社を休めないので、仕事から帰りに、粘土の寿司屋セットと、口当たりのよいヨーグルトなどを買って帰る。
翌日朝、早起きをした孫に食事をさせると、やはり口にできたぶつが痛くて、パンもご飯もだめ、ヨーグルトとバナナ。
朝陽の入る部屋は暑いので、茶の間のクーラーを入れた。

寿司セットの説明書をひとりで読んで、頭には寿司屋の帽子をかぶって、8時前からいくらの寿司やトロなどを作っていた。
汗びっしょりだ。



こちらも、慌しく出かける準備をしながら、孫の作った寿司の出来ばえに驚きながら会社へ出かけた。
目に汗が入るほど暑い。
いつもは食堂の方からの風が抜けるので結構涼しいが、今日は窓を閉め切ってクーラーが効くまで時間がかかるなあと不審に思う。

会社から婆さんにメール。
アイスクリームとお茶が冷蔵庫にあるので、よろしく。

家へ帰ってから婆さんに
「暖房入っとったよ。」と、言われて仰天。
婆さんは、ひ孫が真っ赤なほっぺになったので、熱が出たのかと心配でわたしにメールをしようとして廊下へ出たら涼しくて、え゛っ。と、思ったらしい。

あわや、熱中症ですよ。
80才の婆さんですが、とてもしっかりしているので、わたしも娘も頼りにしいる。
わたしは、こんな風なので、婆さんもボケてはいられない。
夜だんなに
「そんなんで、会社の仕事は大丈夫なのか」と、言われた。
そんなときに使う言葉を教えた。
「推して知るべし」

だんなは
「シルベシ(ス)タ・スタローン」と、言ったまま無言になった。
恐怖をジョークに替えようとして失敗していた。
わたしは、このことで落ち込む間もなく、孫を風呂へ入れて舌に触らない食事の用意をして夜は一緒に添い寝した。
彼がひとりでうちに泊まるのは、2才の時弟が生まれたとき以来だ。
寂しがりもせず、みんなが遊んでくれるのでご機嫌だ。

この後、暖房事件の次にまたまた落ち込む事件が起きていた。

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