まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

京都中央審査 和服編

2016-05-07 | 弓道

審査のために、持ってきた和服を着て開会式に臨んだ。

後ろの方だったので、先生方の紹介は全く見えない。後ろでなくても、背が低いので見えないのではあるが。4年ぶりに出て「おやっ!?」と、思った。浦島太郎のような気分だった。周りは皆、黒、黒、黒紋付。教士や八段の審査は黒なのだろうか。着物の色が指定されたとは聞いたことがない。

始めに震災の黙とうがあった。この時点で、黒の理由はこれなのか・・と、ふと思った。では、わたしは、空気を読めない人間なのか。顔を上げると色物の着物の人は数えるほどしかいない。わたしの色は、法事にも間に合う色だが・・と、今日は通夜でも葬儀でもないのに、心の中でいらんことを考えた。人と違うということは具合が悪いものだ。

そのうち、えんじ色の人や、青い色の人を見かけてほっとした。八段を受ける人は黒が多いなあ。なんとなくそうなるようだ。詳しくは分からない。まあ、黒と決まった方が楽でよい。でも、小さいしすこしやせたので、黒を着ると益々小さくみすぼらしくなる。

しばらく来ないうちに、みやこめっせの前に「蔦屋書店」が、出来て書店の中にスタバの行列が出来ていた。審査を忘れてここで本を物色したくなった。出番の終わった弓仲間とケーキとコーヒーで、女子会をしてしまった。平常心を養う。


京都水族館

2016-05-07 | 暮らし

連休はどこもいっぱいで、駐車場を探すだけで時間が過ぎていく。ようやく東寺の前のパーキングを見つけ、みんなで歩くが5歳と2歳の足ではとうてい無理でおんぶをする。娘は「おかあさん、大丈夫か?明日、弓引けるんか?」と、いうので「そんなやわじゃないわいね。」と、力強くこたえた。

水族館のイルカショーは、地元の松島水族館のほうが芸達者な気がした。ライブを盛り上げ、観客にストローの笛を持たせてみんなで盛り上げたが、この笛は唇がくすぐったくなる。

水族館を出て芝生で食事しながら、京都まで来て水族館と芝生の食事かぁと思ったが、子供が小さいのでお寺巡りというわけにもいかない。5月4日、下の子の誕生日だ。殿が緊急入院して福井循環器病院で約1か月入院した。その時、娘は臨月だった。殿が退院するとすぐ生まれた。退院したばかりの殿が一緒に病院へ来てくれた。その時の子が2歳。「おめでとう!!」

5歳のお姉ちゃんが、ふわふわで遊んで楽しむ。恐竜とかアンパンマンとかのふわふわは見たことがあるが、この侍っぽいのは何だと思ったら係の人が子供たちに説明していた。「さかもとりょうまでーす。」と、そういえば、髪の毛は後ろで束ねられていた。さすが京都だ。竜馬だと。

その後、元来た道を戻りながら、コロッケやさんのコロッケを買い、そこのおばさんにインタビューをする。店は創業40年だという。たぶんコロッケを揚げているおばさんが初代なのだろう。「昔はここも、にぎやかやったんやけど・・」とのこと。肉じゃがコロッケがおいしかった。

楽しい一日は過ぎ、子供たちが少しホテルで昼寝した後、殿と一緒に行った居酒屋へ娘たちを案内した。殿と二人の時は、歩くことが苦にならなかったのに、幼児の足では堀川5条の方へ向かうには遠い。しかし、子供は元気だ。生命力にあふれている。

翌日、朝起きてびっくり。左手がしびれていた。弓を掴むことができない。がああん。黄金の押手がどうしよう。ただでさえ弓が回らないのに、これでは角見がきかないではないか。弓が回らない手の内をして「黄金の」とは言わないか。鉄の押手か。鉄は錆びるのである。錆びた。

娘の手前大丈夫と言ったが、影響はでた。腕をぶんぶん振り回し、肩を回しているうちに動くようになった。まあこんなものでしょう。