飴いろ玉ねぎのチャツネ ～味わい牛のステーキに使用～

和牛の「味わい牛」は、乳牛のホルスタインと、肉牛の近江牛の掛け合わせによる品種。生産される理由として、乳牛は常にお乳を生産するよう妊娠している必要があるため、その結果産まれて来る不要な子牛が、僅かでも高い価格で競り落とされる黒っぽい牛が産まれるように、近江牛のタネを受精させる。その結果産まれてくる黒っぽい牛のことを「味わい牛」と定義付けているのだが、こんな動物に対する残酷な現実が「牛乳を飲むと言う食文化」にもなるのだ‥‥‥。



このように味わい牛ステーキは、シンプルに焼いて食べるだけで美味しいのだが、「飴いろ玉ねぎのチャツネ」を一緒に食べると素晴らしく美味しい。そのチャツネのレシピを紹介したいのだが、これはパンに乗っけておつまみにしたり、カレーのコクを出すのに投入したりで万能調味料となり得るので、常備したとしたら‥‥‥こりゃ便利と言うよりも、味に幅が出るってもんだ。今回はある程度即興で作ったので、本当はもっとシナァ～とした出来ばえになる。保存期間は冷蔵で３～４日・冷凍で約30日。



■飴いろ玉ねぎのチャツネの材料
・玉ねぎ（薄切り）：２個
・りんご（薄切り）：１個
・ニンニク（千切り）：１かけ
・生姜（千切り）：１欠け
☆オリーブオイル（大匙１半）
☆コショウ・鷹の爪・ローズマリー（各適量）
※酢：60cc・白ワイン：60cc・砂糖：大さじ２

■飴いろ玉ねぎのチャツネの作り方
・☆をフライパンで加熱する。
・そこへ千切りにしたニンニクと生姜を炒めて香りを出す。
・薄切りにした玉ねぎとリンゴを入れ、弱火でじっくり炒める。
・あめいろになったら※を入れ煮詰める。
・汁気がなくなるまで煮詰まれば出来上がり。
※焦がさないようにじっくり弱火で焦らずに作業すること。

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