■炎のクリエイター日記

美しいもの・史跡・歴史などの紹介。
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ちょうじ麩の辛子酢味噌和え ~身体に優しくヘルシー~

2016-10-29 22:47:55 | 創作料理
麩と言えば、ふつう歯応えのない物で、料理の脇役であり引き立て役だと思われがちだが、栄養学的にみれば実に頼れる優れモノなのだ。ふつう麩を作るには、小麦粉に塩を入れ水を加えてもみ洗いをする。その結果出来上がるのが麩のもとになるグルテンで、これを水にさらして焼けば「丁字麩」になり、蒸せば「生麩」の出来上がり。麩はフガフガでカスのように見えるが、植物性タンパク質の固まりで、子どもの成長には欠かす事の出来ない栄養素なのだ。





近江八幡の名物「丁字麩」と言えば、八幡山城主であって関白まで上り詰めた男「豊臣秀次」が浮かんでくる。秀吉の甥っ子でありながらも戦下手であったが、びわ湖からの水運で、商業を盛んにするよう八幡掘を作った実績があり、街づくりや行政にかけては右に出るものがいなかったと言う。この秀次が、戦の兵糧としていたのが、近江八幡の「丁字麩」であり、運び易いように四角形で近江八幡の町並みを模して作られた云われがある。



戦国大名の兵糧を思い浮かべ、ヘルシーな「ちょうじ麩の辛子酢味噌和え」を作って行く。麩を水に浸けて戻し、固く絞っておく。味噌に、砂糖・化学調味料・洋がらし・酢をよく混ぜ合わせ、白すりごまを加える。麩を入れて絡ませ、器に盛って蟹カマと、戻した冷凍インゲンを飾るように盛り付ければ出来上がり。



■ちょうじ麩の辛子酢味噌和えの材料
・丁字麩:ひと袋
・味噌:大匙2
・砂糖:大匙3
・酢:大匙3
・化学調味料:少々
・洋がらし:適量
・白すりごま:大匙1
・塩:少々
☆蟹カマ:1袋
☆冷凍インゲン:1袋 ※残ればお弁当のおかずに。



秀吉への謀反の疑いで切腹となった「豊臣秀次」の首は、三条河原で晒し首とされ、近所の中京区木屋町三条下ルの「瑞泉寺」が菩提寺となっている。ここには首だけ葬られていて、身体は切腹した高野山で別々に葬られている。この武将が生きていれば、豊臣が滅ぶことは無かっただろう。

・・・・・・・・・<切り取り線>・・・・・・・・・


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10 コメント

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Unknown (くにちゃん)
2016-10-30 04:46:47
おはようございます。
炎クリさん♪

こんな歴史を持ったおふ料理があるんですね。
最後は戦国時代の蒼然な一生を終えてますが、こうやって今に伝わる
郷土料理として名を馳せてるこの「丁子ふの辛子和え」
後世においても皆に愛されてるんですもんね。

おふは我が家においてもお味噌汁の定番。
あの優しい味わいは本当離乳食から慣れ親しんだ食べ物です。美味しくて手軽に扱えて、栄養的にも優れもの。この辛子和えは、立派な一品になりますね。

戦いは下手でも、道をや水路を整備したり、行政に力を注いだ秀次。今の時代にも相当に通ずる気がします。
こういう方の方が先見の知恵があったはずです。

今朝も凄くいいお勉強をさせて頂きました。
おふのお味噌汁。。大好きです。この辛子和えも食べたくなりました。
この近江水路の風景、とても情緒を感じられて、素敵な写真ですね。

炎クリさん♪今朝もありがとうございます。
私はこれから海路??じゃないやっ!(笑
海岸線(勿論車)を走って三浦へと行ってきますね。義父母のとこです。
Unknown (しじみ)
2016-10-30 12:58:23
こんばんは

こういう食べ方もあるんだすね

おふは、買ってもどうしても余って

しまうだす

生麩は大好きで、よく食べるだす

でもこのからし酢味噌には、惹かれる~♪

ぷっちんだs
Unknown (pico)
2016-10-30 13:30:20
こんにちわ。

う~ん、まさにそうですね!

秀次の経済感覚が抜群ですね。

近々長浜、大垣あたりに行くんで

その時買ってみよう。

お麩って (みどり)
2016-10-30 17:00:25
ほとんど脇役かと思ってたら?主役じゃありませんか

私はほとんど食べない方ですが、栄養満点

早速食べなくては。辛子味噌和え、彩も素敵です。

何でも知ってる炎クリさん毎日お勉強なさって要るのですね。ポチしました。
Unknown (wakame)
2016-10-30 18:37:21
美味しそう
生麩大好きです。
食べてみたいです。
美味しいものをよくご存じですね~
ポチ☆
Unknown (plumeria)
2016-10-30 18:43:20
炎クリさん
こんばんは^^

私は、麩はほとんど食べないですが
「ちょうじ麩の辛し和え」ってセットが
売っているのですか~
近江八幡じゃないと売ってないのですかね?
栄養満点なのですね
食べてみたいです^^
子供の頃、小学校へ行く途中、麩の製造
工場があって、外で木の箱の中を
麩の粉が水に浸かって流れていて
皆、それを手に取ってお団子を作りながら
帰った記憶があります^^

秀次は、秀吉のお姉さんの息子で秀吉の
養子となって関白まで登りつめた人でしたね^^
切腹させられなかったら、関ケ原の戦いも
違ったでしょうね^^

ポチ

こんばんは (さくら)
2016-10-30 22:03:54
麩は大好物です。
和菓子はほとんどといっていいほど苦手なんですが、
麩まんじゅうは好きです(^_^)

こちらの方では車麩というのがメインで、煮物やおでんに入れると美味しいんですよ。

ちょうじ麩というのは初めて知りました。
麩好きとしては一度は食べてみたいです(^ω^)
お取り寄せ出来ます・・・・。 (炎クリ)
2016-10-30 23:44:12
こんばんは。(*⌒ー⌒*)ゞ

歴史と共に食料って言うか、料理があると思えば、実に興味が湧かないですか? 酢味噌和えは、普通の麩でも出来ないことは無いですが、コシが足りないような気がします。その点、ちょうじ麩は少ししっかりしてますので、適していそうですね。楽天市場で「ちょうじ麩」を販売していますので、二社のを下にご紹介しておきます。すき焼きなどにも、普通の麩より美味しいですよ。
千成亭
http://item.rakuten.co.jp/e-omigyu/tz-00200/
大原
http://item.rakuten.co.jp/tradfood/477832/#477832
上の写真は、近江八幡で営業されている吉井のちょうじ麩です。


くにちゃん
近江八幡は、商業の中心となるべく、税制が商人に有利に出来ていたんで、各地から商人が集まって、更にお店を大きくしていったと言うことです。西部の堤さん、トヨタの豊田さん、ワコールの塚本さん、伊藤忠商事や高島屋も・・・・数えたらキリが無いくらいです。麩はグルテンですんで、身体に良いんですよ。いつも(^_-)-☆ありがとうです。

しじみちゃん
ちょうじ麩のように、シッカリした麩でないと、調理は難しいですけどね。沖縄の「麩チャンプル」を、お教えしましょう。麩を水で戻し絞って、出し入り溶き卵を吸わせ、お野菜や茸と炒めるんですよ。美味しいよ・・・・応援(^_-)-☆ありがとうです!

picoさん
少し足を伸ばして、近江八幡まで行けば「ちょうじ麩」のお店が二軒以上あり、このお写真は「吉井の麩」なんですよ。是非買ってお試しください。すき焼きにしても美味しいですからお勧めです。いつも(^_-)-☆ありがとうです。

みどりさん
沖縄の「麩チャンプル」も主役ですが、この前沖縄料理のお店で、何かアイデアと仰ったので、長浜の「鯖そうめん」を思い出して、鯖缶ソーメンチャンプルを伝授してきました。次ぎ行ったら、流行ってるかもですよ。そしたら料理指南料の成功報酬が頂けるんですが。いつも(^_-)-☆ありがとうです。

wakameさん
生麩は、焼かずに蒸すんで別商品なんですけどね、これは焼き麩なんで、水で戻して味付けのパターンですよ。いつも(^_-)-☆ありがとうです。

plumeriaさん
近江八幡で、辛子酢味噌のちょうじ麩セットがありますが、楽天市場でも売ってましたので、コメントのお返事冒頭にご紹介してURLを添付しておきました。そのお団子で遊んでおられたのを、ガム代わりにしていた人もおられたそうです。秀次公が関ヶ原時に存命であったなら、豊臣恩顧の大名からの信頼が厚かった人ですから、戦にはならなかったような気がします。いつも(^_-)-☆ありがとうです。

さくらさん
車麩よりも、ちょうじ麩の方が、ウンとキメが細かいような感じですね。豊臣秀次が戦で出掛けた土地には、ちょうじ麩が受け継がれている場合もありますが、東は三河までですね。いつも(^_-)-☆ありがとうです。
ここまで来たからには (みどり)
2016-11-02 16:37:39


ごめんなさい。日中は汗が出る位なのに朝は

寒くて苦痛。でもジャックが起こすので。

此処まできたからお料理とは関係ないのに

ポチにきました。白菜浅漬け美味でした。!(^^)!
お元気で何より (炎クリ)
2016-11-03 00:42:29
みどりさん
こんばんは。(*⌒ー⌒*)ゞ

そうそう、そうやって何気ないことを、書いたり口にしたりするのが良いことですよ。白菜の浅漬けですか・・・ワシは、コッテリ漬かったぬか漬けが好きなんですけどね。ご飯のお供は、お漬物で決まりですね。いつも(^_-)-☆ありがとうです。

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