黒姫Time

登山ガイド・自然ガイド「山音」のブログ
黒姫にログハウスを建て、黒姫山を望みマイペースで活動する暮らしを綴ります。

黒姫山登山

2005-06-13 18:13:39 | 
今日は中学生を連れて黒姫山登山に行きました。
元気な中学生で特に男子の歩きが速くクラスでまとまって
歩きたいという意向で抑えるのが大変。
道すがら高度を上げるにしたがってユキザサ、ズダヤクシュ、
ツバメオモト、ミツバオーレン、マイヅルソウなどの野草
や稜線ではミネザクラが咲いていました。一部に雪も残っていたり
登山道の一部が崩れていたりと今年の大雪の影響が出ています。
途中タケノコ狩りの人たちやクマらしき匂いもあったり・・・
入梅して天気が心配されましたが雨にも降られず登ってきました。
山頂では雲海を望み、まるで飛行機から見るようでした。

ツリーハウスつくり

2005-06-12 16:05:26 | 動的暮らし
昨日、今日と子ども教室のプログラムでツリーハウスつくりを子ども達と
一緒に行いました。小学校一年生の参加者が半数という構成。
初日は場所を決めるために森の中を探検、ノコギリの使い方とロープワークを
学びます。ロープワークも集中力は続かずブランコ遊びになってしまいます。
まあ、小学1年生にはロープワークは難しいから仕方ないか・・・
2日目はツリーハウスの材料を集め、ハシゴつくり。ロープワークを使って
ハシゴを作りました。木を切りに行くぞーといえば「わぁー」と集まり
我先にとノコギリを使う順番争い。
ハシゴ作りはゆるゆるしたままのものもあれば、「どうやるのー」と聞き続ける
子もいて個性がでていました。
出来上がった不安いっぱいのハシゴに試し乗りをして木に固定。するとこれも
我先に上る順番争い。
ま、ツリーハウス完成はどうなるのか、楽しみです。

そうそう、小学校1年生の男の子からお昼に摘んだ花束を渡されました。
「うれしいー、ドキドキするなあ」といったら照れながら、
「結婚はできないよ」と言われました。ちゃんちゃん。

かぼちゃの苗

2005-06-09 05:15:14 | 農的暮らし
かぼちゃの苗が増えています。
というのも昨年のミミズコンポストに入れていた土を
苗床に使っていたからなのです。
この土にはかぼちゃの種がたくさん入っていたので
苗床用に土を取るとるときに種を省いていたけれど
とりきれないでいたもの。
でもちゃんと芽がでてきました。すごい生命力です。
すでに20個近くのかぼちゃ苗ができていて、全部植えたら
いくつのかぼちゃができるのだろうと要らぬ心配をしています。

焚き火をしたらやっぱりこれでしょ!

2005-06-05 21:14:07 | 専門学校実習
学生に枝打ちを体験させる仕事をしました。
林床の手入れをして出てきた枝や枝打ちした枝を
焚き火をおこして燃やしていきます。
だんだん良い熾きができてきたのですかさずお昼に
用意しておいたマーマレード入りパンをダッチオーブンにいれて
焚き火の中へ。ここが重要で、絶妙な熾きの配置が美味しく
焼けるコツです。
約15分でマーマレードの香りが焚き火のまわりで漂い始めました。
学生が興味津々で何が入っているのか?と尋ねてきますが、ここは
内緒内緒、お楽しみだよ、とはぐらかし、作業がひと段落したら
おやつタイムです。
フタをあけたとたん「おっー」という声を聞くことがうれしくて
ついつい作ってしまうのです。

音楽と詩の夕べ

2005-06-04 23:01:15 | 暮らし
毎年恒例の音楽会のお手伝いをしてきました。
この音楽会は長野市戸隠にあるチェンバロというオーガニックカフェで
毎年行われています。
最近は岸田今日子さんと谷川俊太郎さんの詩の朗読に音楽を合わせる
パターンになってきています。そして今回は荘村清志さんのギターとの
競演を聞くことができました。
時折、笑いを誘う谷川さんや岸田さんの詩で和やかになったり、近くで見る
荘村さんの指さばきに感心したりしていました。
お客様が帰った後は出演者とスタッフで遅い食事タイム。
知った顔で趣味の話に花が咲きました。
年に一度の音楽会とはいえ、大学生のときからの長い付き合いです。
また来年楽しみにしています!

森の番人ふくろう

2005-06-01 20:41:30 | 自然
ハリーポッターでもお馴染みのふくろう。
黒姫で遭遇しました。しかも午前中に。
ここでお知らせして押し寄せても困るので場所は内緒です。
双眼鏡で雛を抱いているふくろうを発見したときは久しぶりに
ドキドキでした。何とも言えないやさしそうな表情で感動!

こちらの様子に気がついてしまったのか雛を残して飛び立って
しまいました。もちろん音もたてずに。
双眼鏡でしばらく雛を覗いていると愛らしい表情で巣の中を
動き回ります。
他の鳥たちを観察しながら双眼鏡を動かすと少し離れたカラマツ
の枝にふくろうがこちらをじっと見ています。
どうも警戒して巣に近づかないようです。
1時間近くねばりましたが親鳥は巣に戻ってくれません。
他に用があったので諦めて帰りましたが、日を改めて遠くから
観察したい思います。