黒姫Time

登山ガイド・自然ガイド「山音」のブログ
黒姫にログハウスを建て、黒姫山を望みマイペースで活動する暮らしを綴ります。

山の日は戸隠山へ

2016-08-11 18:01:52 | 
戸隠山は数えるくらいの登山者で静かでした。



5時半過ぎの戸隠キャンプ場入口にある登山者用駐車場
(ほとんど高妻山登山者用)はほぼ満車。
そこを通り過ぎて自然植物園の駐車場へ。
自然園を通って随神門、奥社へ。
安全登山を祈願して出発。

汗をあまりかかないようにと思いつつも、樹林帯は汗が
吹き出す・・・朝のうちは戸隠高原側は曇りがちだった
ので日差しが優しかったのが救い。

夏の花が登山道沿いに咲いています。紫色が多い夏の花。

これは初めて見たけれど、ミヤマモジズリかな。
ランの仲間。


オクモミジハグマ


ソバナ


五十間長屋からは岩場を巻いてからの登り。
花の種類も少し変化。
カワラナデシコ


マツムシソウ


岩場出てくると目につくトガクシコゴメグサ


相変わらずもろい岩場なので手をかける前にチェック。
取れそうって感じのも結構あり。
蟻の塔渡りで先客が見えました。
青空も広がって気持ち良い。高度感もあるけど(笑)


八方睨みからの展望は栂海新道方面、高妻山がくっきり。




あとは稜線歩き。
ミヤマママコナの濃いピンクが目立ちます。


戸隠山の山頂から高妻山。


谷間を覗き込むと花畑。戸隠高原側はガスの中。


九頭龍山を経て一不動。
何やら笹薮でガサガサするものが・・・
サルの群れ。何頭いたかはわからなかったけれど、
こちらも稜線上まで上がって来ている模様。

一不動から下山。
沢沿いの登山道、滑り易いので注意。
帯岩でシラヒゲソウ


チョウジギク


クサボタン


牧場を経てキャンプ場に入ると人・ひと・ヒトの大賑わい。
飛び石連休でファミリーキャンプの家族であふれていました。

逆川遊歩道を通って自然園まで。どこも賑わってます。
信濃町のもろこし街道も路上駐車ですれ違いが難しく・・・
そこを抜けると静かな田舎の夏だけど