三四郎の日々

死ぬまで生きる凡人の戯言

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候補者二人

2007-09-15 20:16:57 | 政治・経済
自民党総裁選、共同記者会見の主な内容(gooニュース) - goo ニュース

さて後継総裁候補は麻生氏と福田氏の二人に絞られたわけだ。あまりに早く候補者が絞られたことに、民主党の菅氏は「総裁選は、始まったとたん終わった。その構造が、今の自民党を象徴している。派閥が完全復活した」 (朝日記事)と批判しているようだが、国政の停滞を考えればこんなドタバタはさっさと片付けてもらわねばならない。ためにする批判はいらない。

さてしかし、現状を見れば、どうも福田氏が優勢のようだ。

福田氏が総裁となった場合、これまでの官僚的、実務調整型の言動から、野党や中韓への「配慮」が前面に出てくることはまちがいない。「対話」を重視することは結構なことだが、かつての宮沢氏や河野氏の発言がその後の日本に「従軍慰安婦問題」として不当な国際非難を浴びせ続けている例もある。「調整」のために不用意な「譲歩」や「言質」をとられ、長期的な国益を棄損することのないようお願いしたいものだ。

北朝鮮対応でも、福田氏は「交渉」という言葉を多用しつつも具体的な言及は少なく、拉致問題もどこか第三者的だ。麻生氏は拉致問題を「非人道的な話の極み」と断じ、対話と圧力のうちにも「圧力」を優先する姿勢をにじませている。

福田氏はまた「構造改革、地方再生のスタンス」において、「小泉構造改革」を基本的に評価し、一層の推進をにじませている。先の参院選大敗の原因に小泉改革がもたらした「格差」への批判があったことをもっと謙虚に受け止めるコメントがあってもよかったのでは、と思う。この点麻生氏は、「光と影」という表現を用いてその問題意識を示したことは良いと考える。

麻生VS福田は、タカ派VSハト派、理念型VS調整型といろいろな切り口での評価がありうる。がどちらにせよ、後継総裁は「リリーフ」としてノーアウト満塁の場面に立つわけだ。個人的には麻生氏の考え方にシンパシーを感じるが、野党としては福田氏相手のほうが独自色が薄まり、やりにくくなる可能性はある。麻生氏では安倍氏とカラーが似ている分、よほど思い切った人事を断行し、リーダーシップを強力に示さない限り自民党の苦戦が続くかもしれない。

ともあれ、国民の国政への信頼は今失墜している。諸外国はその立場の違いはあれ、この混乱、迷走ぶりにあきれていることだろう。この状態を一刻も早く立て直し、「政治の安定」についての内外の信頼感を取り戻すことが後継者の第一の仕事だということはまちがいない。


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2 コメント

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群馬の倅 (時評親爺)
2007-09-15 21:13:26
風呂上がりのお晩にございます(さっぱり汗)

> 国政の停滞を考えればこんなドタバタはさっさと片付けてもらわねばならない。

御意御意にございます(御衣・・・風呂上がり汗)

> 個人的には麻生氏の考え方にシンパシーを感じる

不肖個人的には、群馬の倅にシンパシーを感じることは、逆立ちしてもあり得ませぬ(絶対汗)

首相に求められるのは政治信条や理念以外に、政策能力・実行力・指導力であろうことは理解しており案すが、不肖、ボンクラ故にこの群馬の倅の後3者については全く知らないのであります(無知汗)。何しろ、官房長官を自分の年金問題でスポッとお辞めになった方でありまっから(謎)

で個人的生理的にどうしても許容できないのは、あの(会見などでの)鼻につく物言い、あるいは他人(記者)を見下したような物言いであります。記者≒国民という立場を分かっているのか・いないのか、あの話し方を見るにつけムカついて仕方がないのであります(生理的嫌悪感汗)

不肖は最近のきゃつのニュースなどでの会見インタビュー模様は観ないのであります、ムカつくだけですから(苦笑)

親爺の個人的嗜好にて失礼しました
嫌悪感 (三四郎)
2007-09-15 22:19:57
親爺様、こんばんは。

生理的に許容できない、というのは如何ともしがたいですね。私などは福田氏の慇懃無礼さや冷たい感じにはどうもなじめません。

まあ好き嫌いはあっていいのではないでしょうか。それより早く「仕事」を始めてもらいたいもんです。参院選以来、ずいぶん長い夏休みになってますからね。

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