絵画指導 菅野公夫のブログ

大好きな絵とともに生きてます

テクニックを教え込む絵画指導

2017-11-21 | 絵画指導
私のブログを見てくださっている人が、なぜ、私の生徒さんたちは、短期間に凄いデッサン力をつけて、
展覧会で特選を取ってしまうのだろうと不思議に思っているとメールをくれました。

私は、本庄第一高校で生徒たちに教えたことを一般の人たちにも教えているだけで、
特に秘訣はないのですが、と思っていましたが、もしかすると

ーーー

私は上手くなるまで、しつこく教えるからではないか。

上手くなるには、テクニックも必要なので、それを教えるからではないかと
思いました。

ーーー

ラファエロは、自分で習得した技術を秘密にはしないで、弟子に全部教えたと言います。
私もそれかもしれません。

企業秘密という言葉がありますが、私は自分でできることは、全て教えます。
だから、生徒さんたちが短期間に上手くなるのかなと思いました。

本庄のAさんにも、静物画で必要なことは、ほとんど全て教えました。
その結果が、今回の麓原展の特選作品です。

キャベツと新聞紙のデッサンも同様です。
言われるまま素直に描いていると、このようになります。





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2 コメント

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Unknown (YK)
2017-11-21 22:13:15
やはり絵の上達の秘訣は、「言われるまま素直に描いている」ことですね。子どもたちにもこの話をしたいと思います。
YKさま (pikaso)
2017-11-22 00:39:24
そうですね。
私の指導は、素直に受け入れてくださる人が短期間で上手くなりますね。
なまじ経験がある人や、自分が強すぎる人には向きません。
個展技法の明暗法や透視図法などは、過去の先人たちの遺産ですから、身に着けられるものは身に着けて、それをいかに使うかを自分で判断していくのが良いと思います。

自分で分からないと本物ではないという考えの方もいるようですが、これを数学で例えると、自分でやっていたらピタゴラスの定理さえ発見できないで終わるでしょうね。

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