行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

名実ともに終戦。自縄自縛サッカーの成れの果て  FC琉球戦

2016-11-10 18:15:04 | カターレ富山
1-1のドロー。
結果、可能性がごくわずかに残っていたJ2復帰への道が完全に断たれることとなったわけですが。もともと無茶な条件であった手前、今さらそれ自体に思うところはありません。ショックと言うなら、格の違いを見せつけられての完敗であった前節・栃木戦での敗戦のほうがショックであったくらい。すべては、今シーズンこれまでの積み重ねがもたらした結果。認めたくはないものの、なるべくしてなった結果というもの。その確定が今節であったということ。
ただ・・・積み重ねと言うならば。
ある意味、今シーズンのカターレらしいサッカーが今節も表れた結果、ともいえるかと。・・・悪い意味で。
昇格云々は抜きにしたところで、勝たねばならなかった試合。ホームのファン・サポーターに勝利を届けなければならなかった試合ではなかったか。
およそ2カ月もホーム戦勝利が見られていない現状を、勝つことで打破せねばならなかったのではなかったか。
今節もまた、笑顔で試合を締めくくって帰途に就くという理想の実現が叶いませんでした。

自分たちの目指すサッカーを貫くことは大事でしょう。練習で培ってきた努力を試合に還元する、というのは重要なことです。
選手それぞれが自分勝手にプレーしていたのでは、簡単なパスひとつ通らないのがサッカーというもの。チームの約束事・規律のもとにプレーしなければならないということは、あらためて言うまでもないことでしょう。
しかし、それだけに。
チーム内の実情はさておき、いちサポーターとして見た自分の見解からするならば。
あまりにも、約束事にとらわれ過ぎてやしないかと。
ロングボールを放り込む安易な攻めを良しとせず、パスサッカーを志向することそのものは良いとして。いったい、それはなんのためにやっているのか?ということ。
ときに「得点を奪わなければ勝てない」という大前提すら忘れていないか?と思わせられることも。
せっかく相手陣内にボールを運んでも、ゴール前に詰める数が足りずに誰もいないところへのクロスとか。相手GKへのパスか?なんてものも。
いざシュートチャンスに持ち込んでも、可能性を上げるつもりかもしれないけれど、撃つべきタイミングで自分以外の誰かにパス。結果、チャンスを逃すとか。
要するに、得点から逆算しての攻撃でない、というか・・・パスサッカーという約束事をこなすための攻撃にしか見えないこともしばしば。
先の栃木戦で食らった先制ゴールは、ここぞというタイミングで機を逃さずにチャンスを活かしきるという意味において、敵ながら天晴なゴールであったかと。普段の練習からのゴールへの意識付けがしっかりと実を結んだものであったのでしょう。
対して、カターレはそういったゴールが・・・言ってはなんですが、あまりにも少ないと言わざるを得ません。
戦術を全うすることは大事でしょう。ですがそれは、岩にかじりついてでも勝利をもぎ取る!という意思よりも大事なものなのでしょうか?

0-0で折り返すこととなり、「まさかまた無得点か?」なんて懸念もあった後半。
56分、果敢にシュートに打って出た三上のゴールが決まり、先制に成功。2試合連続でスコアレスドローが続いていた県総に、ようやく歓声が戻ってきました。
本職であるFWのみならずMF、さらにはDFもこなすマルチロールである三上ですが、その本職の血がそうさせた、というようなゴールであったかと。
ある意味、空気を読まないシュート。もしもガチガチに約束事にとらわれていたならば、果敢に狙うことはなかったのではないでしょうか。
先の鳥取戦での決勝ゴールもそうですが、チャレンジする姿勢を見事に結果につなげたナイスゴールでした。
しかし、喜びもつかの間。64分にハーフタイム明けから途中出場の才藤 龍治に決められてしまい、同点に。
見事な反転からの、阻止できなかったことよりは相手を褒めるべきシュート。ショックではあったものの、切り替えるべき失点でした。
それでなくともこのところ好調をキープしてきている琉球。失点もむしろ想定内として、そこからが大事であったはず。
ですが、その後が続かなかった。
チャンスも少なくはなかったし、攻めの姿勢は見せていた。
けれど、それが「なにがなんでも勝ち越してやる!」という迫力となって相手への脅威になっていたのかといえば・・・。
結局、その後スコアは動かず。得点こそ挙げたものの、ホーム戦3戦連続ドローという苦い結果でもって、さらには自分たちで昇格へのごくわずかな可能性をフイにしてしまったのでした。

ある意味、今シーズンのカターレらしい試合であったという捉え方もできるかと。
決めるべき試合で、勝つべき試合で勝ち切れない。
それが、こうしてJ2復帰の道が断たれてしまうまで改善できなかったことが無念でなりません。
努力が足りなかった、とは言いませんし、真面目にやっていなかったから、などとも思いません。
けれど、それでも。
勝利への執念を結果に結びつけること、それを必達目標の成就につなげることが十二分に出来なかった。だからこその、この結果。そこから目を背けてはいけません。
試合に勝つということは、傍から見るよりも余程困難で達成しがたいミッションなのでしょう。
しかし、それを成し遂げ、応援する皆に応えねばならないのがプロ。
力の足りなさというものが、自縄自縛サッカーの成れの果てということであるのならば。
得点なくして勝利なしという大前提に、そもそも真摯に向き合えていたのか?
勝つことに全身全霊で取り組むことができていたのか?
結果、突きつけられた「終戦」なかなか、受け入れがたいものがあります。
ジャンル:
サッカー
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