行く末遠ければ

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執念でもぎ取った勝ち点3!劇的ゴールで4試合ぶり勝利  ガイナーレ鳥取戦

2016-10-25 06:50:11 | カターレ富山
1-0で勝利!
第22節のYS横浜戦・・・前半に早々と2失点、後半8分でダメ押しと言える3失点目を喫し、どう考えても負け試合という展開で。そこから神がかり的な大逆襲、ついには試合終了直前に逆転ゴールを決めるという劇的勝利を挙げました。
ただ、その代償とでもいうのか。
そこから3試合連続無得点。J2復帰への道が大きく遠ざかることに。
そして今節もまた、得点できない時間が続き。しかも、退場によって相手が1人少ない状態にもかかわらず。
上位争いのライバル・鹿児島が4得点で圧勝ペース、大分に至っては前半だけで3得点という状況のなか、スコアボードの0は動かず。勝つことが最低条件であるなかで、無情に時間が過ぎていきました。
勝てない時点で絶望的だというのに、数的有利な状況を活かせないままに無得点継続では、敗戦よりなお質の悪い大ダメージは必至。
そんな絶体絶命の状況を覆してみせたのは―――またも試合終了間際に見せた、勝利への執念でした。

前節から4人を変更したスタメンで臨んだ今節。
プレビューで期待していたところの衛藤の出場はなかったけれど、メンバーを見てみると、中西・北井・進藤の3人が名を連ねていることに気づきました。
この3人は、昨年夏に同じくチュウブYAJINスタジアムで行われた鳥取戦での勝利の立役者。北井のアシストを中西が決めて先制。その後同点に追いつかれたものの、試合終了間際のアディショナルタイム、北井が果敢に放ったシュートを進藤が押し込み決勝ゴールを挙げて見事に勝利、という試合でした。
3人のそろい踏みに、その再現が期待されました。

この日、現地で応援できなかった自分はパソコンの前に張り付き、試合速報とじっとにらめっこ。
こういうとき、つくづく実感させられます。J3には生中継が無いということを。J2のときにはあったのに、ということを。今置かれているカターレの現実を。
速報サイトでは、各会場でゴールが決まる度にアラームが響いたわけですが・・・鳥取-富山戦は、一向に動かず。
栃木、鹿児島が先制し、上位陣の安泰ぶりがうかがえるなかにあって、動きなし。
動いたと思ったら、鳥取のレッドカード。DF片岡 洋介がこの日2枚目のイエローで退場となった模様。
数的有利となったからには、是が非でも勝たねばならなくなりました。
もともと勝つしかない状況ではありましたが、それ以上の意味で。1人減ることで単純に不利になることはありましょうが、それでも、「10人になったことでかえって守備への意識が高まってプレーが引き締まった」なんてのもよく聞く話。逆に、有利であるにもかかわらず攻めあぐねて得点できない、というほうがよっぽど問題。
ただでさえ3試合にもわたって連続無得点が続いている状況で、さらに数的有利にもかかわらず決められない、なんてことになれば。
「アウェイで勝ち点1は上首尾」などとはとても言えない。ある意味、敗戦よりまだひどい結果と言えたことでしょう。
そのうちに、1時間遅れで開始された大分-盛岡戦で、大分が前半のうちに3得点と、圧勝ペース。他方で栃木が藤枝に追いつかれていたりしましたが、そこは問題ではなく。
ついには4得点目を挙げて勝利を確実なものとした鹿児島。そして前日にすでに勝利している秋田を含め、上位争いのライバルに全くスキなし。
そんななかにあって、まだ鳥取-富山戦は、一向に動かず。

「念を飛ばす」だとか「祈るような気持ちでみつめる」だとかよく言われますが。カターレ勝利の可能性に賭けて、自分に出来るのはそれくらい。
勝利を信じる気持ちに嘘はないし、諦めて投げやりになることもしなかったけれど。
それでもやはり、不安にはなります。やるせない気分にはなります。
試合終盤、奇しくも去年の勝利の立役者3人が3人とも交代。残るメンバーにすべてを託すしかなくなりました。
勝たねば、終わってしまう。
なのに、勝っていない状態。
このまま終わっていいのか?いいわけがないだろ?
様々な感情が渦巻くなか、気が付けば後半もアディショナルタイム。
ライブで観ているわけでないので、実際にどうなっているのかはわからず。アディショナルタイムだって、何分あるんだか。
速報だってリアルタイムじゃない。更新遅れの可能性も。
時計を見れば、もう試合終了でおかしくない時間帯。
あと1回・・・J公式サイトの試合速報、そのページを見ながら、ブラウザの更新ボタンをあと1回押したとき―――後半48分の表示が試合終了に変わって、無情なスコアレスドローという結果が表示されてしまうはず。
信じたい気持ちと諦観とが渦巻くなか・・・更新ボタンを、押すと。


鳥取 0  試合終了  1 富山


「は?」

一瞬、幻を見ているのかと本気で思いました。どうあっても勝ってほしいと願う気持ちが作り出した妄想が見せる幻覚ではないかと。
表記ミスではないか?疑ってしまいましたとも。
それがどうやら真実らしく。
シチュエーション的には、我を忘れて飛び上がらんばかりに大興奮の場面でしょうが・・・どうにも、あっけにとられてしまってうまく頭が回らなかった、というのが実情です。

決めたのは、三上。
相手陣内深くでのスローインから窪田が中央へ上げると、途中出場のレンペーが競り合い、こぼれたボールを蹴りこんだかたち。相手DFがいるのはわかっていたけれどとりあえず撃ったというシュートは体勢を崩していたGKの手をはじき、ゴールへ。
まさに、値千金というよりほかない決勝ゴール。
振り返ってみれば。三上のアウェイ鳥取戦と言えば、とりぎんバードスタジアムでおこなわれた昨季第2節。試合開始早々に訪れた決定的場面でバーに嫌われてゴールならず、というシーンがありました。敗れてしまった後から振り返れば、「あのとき決まってさえいれば」というような。
その借りを、これ以上ないという大事な場面でしっかりと返してみせたのでした。

他会場では長野が敗れて実質的に昇格争いから脱落。入れ替わって4位に浮上したカターレではありますが、依然厳しい状況に変わりはありません。
とはいえ、今節敗れていたならば、そんな厳しい云々を議論することすらなくなっていたわけですが。
次節は、首位栃木との決戦。
今節引き分けたことによって2位大分・3位鹿児島とそれぞれ3差まで詰め寄られたことにより、より一層気を引き締めて待ち構えていることでしょう。
もはや後がないかたーれですが、だからこそ。
神がかり的なこの勝利を、連勝につなげなければ。どうあっても。
奇跡的勝利の後は反動で無得点、なんてのはもうたくさん。
むしろ、2試合続くこととなった無失点試合を今後4試合すべてで継続できるようにしなければ。
1勝の重みというものを再確認した今節。
九死に一生を得たこの勝利を、絶えることなく続く力としていかねば。
ジャンル:
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