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ミュシャ展




久しぶりに、またすぐにもう一度観たいと思った展示でした。
ミュシャは、アールヌーヴォーを代表する、
美しい女性を描いたポスターなどが有名で、
どちらかというと、商業的なイメージでしたが、
全く違う芸術家の側面があったことを知り、衝撃的でした。
展示室に入ってまず、圧倒されるのは壁一面の大きな、
ドラマティックな絵です。
6.1m×8.1mで、一般的な2階建ての住宅の壁に
近いくらいの大きさと言ったら解りやすいでしょうか。
そんな大きな絵が(同じサイズではありませんが)、
20点も展示されていて圧巻です。
この作品群は「スラブ叙情詩」と呼ばれ、ミュシャのルーツである
スラブ民族とチェコの歴史や神話が描かれています。
荘厳な神々の世界、キリスト教の儀式、戦争の悲劇、憎しみ、
差し迫った恐怖など、まるで絵の中に引き込んで、
体験させてくれるように感じられます。
奇しくも、朝鮮半島が有事の危機に晒されているこのとき、
人類愛と調和をもっとも大切にしたと云われる、
ミュシャの本質を表わす作品が、日本で公開されたことは
メッセージのように感じられてなりません。























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