鵠沼すろぉらいふ

I'm not a GIRL but not yet a OLD WOMAN

marico

2008-09-11 23:28:20 | ヒトリゴト

彼女は二人の息子を持つ
私の尊敬すべき母親

逢ったことも
話をしたこともないけど
彼女の息子を見れば
どれだけ胆の座った強い母親なのか
夢を持たせ 正しい道を教え
どれだけ息子達に愛情を注いだのか
よくわかるのだ

最初に次男坊である彼を見たのは
高校生のときの写真 
体育祭のやんちゃな姿
友達が多く 目立つことが大好きそう

初めて彼に逢ったのは
友達から借りたサーフボードを持って
原チャリで鵠沼の我が家に遊びに来たとき

見た目は今風なのに 礼儀正しく
生きることに前向きで 
私の中の今時の若い子を覆す
とってもナチュラルな子

それから夏になると遊びにやって来た彼は
おばさんの私を恥ずかしげもなくスクーターの後ろへ乗せ
近所を走ってくれた

次の夏は車で我が家にやって来て
この時も私を病院まで送ってくれた

いつだって自分を正直に語り
おばさんだろうが 子供だろうが
馬鹿にすることなく正面を見て 正しい言葉を使い
人に不快な想いをさせない子

次の夏は
彼は語ってくれた夢の通り
外国へ行ってしまった
そんなに甘くないよ すぐに戻るかな
と思っていたのに
もういくつの夏が過ぎただろう

彼は世界中に友達を作り
異国の地で堂々と生きている

海へ出るといつも彼を思い出す
裸で血だらけになって笑ってスケボーしてた

私は彼の母親じゃないけど
彼を誇りに想い 
彼の成長に驚き
心の中でいつも応援している

そして彼を育てたmaricoさんは
私の憧れであり
最大級に尊敬すべき母親なのだ