ファミリーアシスト あすなろ教室(輝く瞳と素敵な笑顔を求めて)

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子育てで悩むこと

2015-05-18 | 育児
「自分の事を好きですか?」と質問されたら、あなたはどう答えるでしょう?
近年、「好き」と答える人が少なくなっているように感じます。

 自分を責め続けると、自分に自信がなくなり、次第に自分が嫌いになっていきます。これは、特別なことではありません。当然の事です。

 失敗した時、自分を責める時に湧き上がる感情は、自分が作り上げた価値観によるものです。決して自分ではありません。


 子育てがうまくいかないから、自分はダメだという人がいますが、子育てがあなたのすべてではありません。一つがダメだとすべてダメにしてしまうのは、脳のはたらきによるものです。子育てと自分を切り離して考えることがとても大事になります。

 子育ては、子どもに合わせてしなければならないため、試行錯誤で行うことになります。うまくいかなくて当たり前です。失敗を経験しながら、学び続けるしかありません。

 子育ては、他人と比べることもできません。世界に一人しかいない特別で価値ある存在のお子さんのための子育てです。それは、親だからできることで、他人ができることでもありません。

 すべてが学びのチャンスです。子どもが親を困らせる時、「困ったことだ。」と捉えるから、「困ったこと」になります。
 子どもは、学びのチャンスを与えてくれたのだと思います。ただ、それだけです。うまくいかないというのは幻想でしかありません。

 うまくいくときは、自分の思いと子どもの思いが同じになっているということになります。
 うまくいかないときは、子どもの思いとズレがあり、親としての学びのチャンスが訪れたことになります。

 思い通りにならないから、うまくいかないと感じているだけです。

 子どもは、あなたではありません。思い通りにならないのが子どもです。一人の人格をもった人としての子どもを大切にすれば、思い通りにならなくて当たり前と感じるはずです。

 どこかで、自分と子どもを同一視しているかもしれません。分身のように感じているから、思い通りにしたくなるのかもしれません。
 ただそれだけのことです。

 決して、あなたと子どもとは同じではありません。

 一人の立派な人間です。

 ですから、うまくいかないときこそ、自分とは違うその子らしさを見つけるチャンスになります。
 
 子育ては、すべて学びです。自分自身を高めてくれるよい機会です。

 子育てを「自分を責める材料」にしないでいただけないでしょうか。

 母親からよく耳にする「私の子どもとして生まれてきてくれてありがとう。」の言葉の裏には、一人の人間としてお子さんを見ている母親の気持ちがあるように思えてなりません。