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実効税率って何!?

2014年12月14日 | 税制

こんにちは
サクセス会計 税理士の樋山博一です。

今回は、新聞や雑誌などでよく見かける言葉『実効税率』について解説したいと思います。

これは法人が、課税所得(税金が課税される利益)に対して、いくらの法人税・住民税・事業税を負担するかの税率の合計を指し、計算式で表すと以下になります。

法人税率×1.1×(1+住民税率)+事業税率+事業税率×地方法人特別税率/1+事業税率+事業税率×地方法人特別税率

何じゃこれですよね・・・

単純に税率を合計すればOKにしてくれればよいのですが、法人税と事業税は所得に税率を掛け、それ以外の税率は法人税に対して掛けますので、簡単に合計できないのです

分かりやすくするために、大阪市に本社のある法人が、年間200万円の所得があった場合の『実効税率』を検証してみましょう
実際の税率は下記の通りです。

法人税 所得の15%/事業税 所得の2.7%/地方法人特別税 事業税の81%/住民税 法人税の17.3%

《計算式上の実効税率》
15%×1.1×(1+17.3%)+2.7%+2.7%×81%/1+2.7%+2.7%×81% = 23.1%

《実際の実効税率》
法人税 2,000,000円×15%×1.1 = 330,000円
事業税 2,000,000円×2.7% = 54,000円
地方法人特別税 54,000×81% = 43,700円
住民税 330,000×17.3%+70,000円 = 127,000円 / 合計 554,700円 

実効税率 554,700円÷2,000,000円 = 27.7%

計算式上よりも、実際の実効税率の方が少し高くなります

これは、事業税は経費に計上できること、所得の金額によって税率が異なること、また住民税には、所得に関係なく赤字でも課税される均等割(大阪府大阪市は7万円)があることなどが、原因です。

新聞や雑誌などでは、実効税率35%前後で紹介されていますが、あれは大企業を想定しており、所得が高いため税率が高くなるためです。

《お問合せ》
サクセス会計事務所 http://success-a.com

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