ゼロから成功をつかんだ僕の話 〜メンターに教わった成功哲学〜

死のうと思ったあの日から、劇的に人生が変わった僕の話。
Twitter ID : @keepgoing756

第18話 有名アスリートの場合1

2017年07月27日 | 成功までの道のり
僕は、メンターの紹介で様々な大物たちと会うことを許された。そこで学んだ成功理論をまとめることがメンターから与えられた僕の使命だったからだ。

月曜日から金曜日までは、会社が遅くまであった。僕が自由に動けるのは土日のみ。
金曜日の仕事を終えて、そのまま飛行機に乗り、日曜日の遅い便で帰ってくる。月曜日からはまた仕事だ。正直休む暇はなかった。しかし、これらの経験は僕の現在の豊かな生活を得るのに欠かせないものであったことは確かだ。

初めて話を聞くのは、誰もが聞いたことのある有名なアスリートとそのコーチだった。
僕は名前を聞いただけで、声も出なくなるほど緊張した。
東京までの飛行機の便で、疲れているにもかかわらず一睡もできず、そのアスリートについて調べていた。
世界的な舞台で活躍するアスリート。

自分では考えもつかないほどの成功と名声を得た人物と会えるというだけで、心が躍った。



アスリートに会ったのは、土曜日の早朝だった。ホテルのロビーで待ち合わせすることに決めていた。僕は30分前に待ち合わせ場所に着いた。ロビーで待っていると、スーツを着た男性に声をかけられた。

「Nさんですね?お待ちしておりました。」

有名アスリートは、ホテル玄関前の車の中で待っていた。有名人にもなると、外を自由に歩くことができない不自由にさらされるのだと思った。

「初めまして、Nと申します。今回はお忙しい中お時間をいただきありがとうございます。」

アスリートは満面の笑みでこう答えた。
「いえいえ、メンターには私もお世話になっていますから。私がこうなれたのもメンターのおかげです。」
その発言にコーチも大きく頷いていた。コーチのおかげではなく、メンターのおかげなのか?僕はその言葉に違和感を覚えたが、メンターの凄さに改めて圧倒されていた。

「今回は、成功理論を学ぶということでしたね。メンターが私たちを指名してくれたのが嬉しいです。自分ではまだまだ成功には程遠いと思っていましたから。」

「いえいえ、アスリートさんは成功者の代表みたいなものですよ。ちゃんと成果も残しているし。」

「Nさんはスポーツはされますか?」

「いえ、僕はスポーツはまるっきりダメです。才能がないんですね」

「スポーツは確かに才能が必要なジャンルではありますね。どうしても、どんなに努力しても敵わない相手は確かにいます。バスケやバレーでは身長がなければ話になりませんし。生まれつき持っている身体に依存する部分は確かにあります。」

「そうですね。どんな分野でも才能がものを言うのだと思います。」

「しかし、それは誤解です。ある程度、身体能力や恵まれたものがあれば、人間の差なんてそれほどありません。あとは、やはり成功理論が大事だと思います。私とコーチがNさんに教えることができる成功理論は、時間の使い方ですかね。」

「時間ですか?」

「その通りです。ちなみに私が1日のうちの何時間を自分のスポーツに時間を費やしていると思いますか?」

「1日の半分の、12時間くらいでしょうか?」

「いえ、ほぼ16時間は練習、試合、食事、移動です。それが毎日です。休みは年に1日程度です。」

「16時間!!休みは年に1日ですか!?」

「それほど、スポーツの現場はシビアですよ。ビジネスでも同じです。」

「才能もあって、努力もしているのですね。いや、失礼しました。当たり前ですよね。」

「ちなみにNさんは睡眠は何時間とっていますか?」

「5時間から6時間だと思います。」

「それは少ないですね。8時間は寝てください。」

「8時間ですか?アスリートさんも8時間寝ているのですか?」

「眠りに関しては、成功に対してかなり重要な位置を占めていると思っています。Nさんはなぜ8時間睡眠時間が確保できないのでしょうか。」

「仕事の往復と残業なども入れると、毎日12時間は仕事に使っています。家に帰っていろいろとしていたら、すぐに0時を過ぎちゃうし・・・」

「いいですか?私は16時間、スポーツのための時間です。」

「睡眠以外は、すべての時間・・・」

「その通り。スポーツの世界だけではなくどんな世界でも、頂点に立とうと思えばそれぐらいの覚悟は必要です。それは私だけではなく、コーチも同じですよ。コーチも8時間は寝て、それ以外の時間は全て私の指導やサポートに費やしている。」

「はぁ、すごいですね。僕なんて凡人なのに努力もできないです。」

「睡眠、仕事以外の時間をどう過ごしているのですか?」

「恥ずかしい限りですが、映画を見たり、小説を読んだり、ゴロゴロしたり・・・」

「映画を止めるだけでも6時間睡眠を8時間に変えることができますね。」

「確かに・・・アスリートさんとコーチさんはどうやって、その努力を継続できるのですか?」

「私たちは努力とは思っていません。楽しくて仕方がないからやっているだけです。本来、夢ってそういうものだと思うのです。例えば、私が今いるステージで通用しなくなったとしても、このスポーツは続けるだろうし、解説者でもいいから関わっていたいと思います。夢を語る人は多いですが、その夢が本物なのかどうか。楽しくて仕方ないものであるかどうか、それを見極めるのが大事だと思います。話が逸れてしまいましたね。時間の使い方でしたね。」

「すごいです。とても僕たち凡人には真似できない。」

「まあまあ、トップクラスを目指すならという話です。すぐにでも実行できる時間の使い方を教えましょう。」

「ぜひお願いします。」

「1度に1つのことをやるということです。」

「1度に1つのこと。」

「そうです、映画を見ながらスマホを触ったり。食事をしながら映画を見たり。勉強しながら音楽を聴いたりしていませんか?」

「しています。勉強だけだと楽しくないから、音楽を聴きながらやっています。」

「それって結構無駄ですよ。ながら作業で長時間やるよりも、1つのことだけを短時間やったほうが絶対にいいです。これは私の練習でも同じです。ジョギングしながら音楽を聴くこともありません。」

「ジョギングのようなものでも、それだけに集中したほうがいいのですか?」

「ええ。自分の呼吸を聞く、ペース配分を考える、どの程度で疲れるのか、心拍が上がるのか。ジョギングだけでもかなりの集中力を必要とします。その作業によって集中力は確実に上昇しますし、その集中力はあらゆるところで発揮されます。」

「なるほど。確かに僕のような一般人ほどならが作業をしていることが多い気がします。」

「それはきっと、その作業から逃げ出したいという欲求の現れだと思います。本当はその作業がしたくないから気をそらすために自分をごまかすために音楽を流したりする。勉強をしようと机に向かった瞬間に片付けがしたくなることは経験がありますよね。それと同じです。」

「確かにそれはあります。一度に1つのことに取り組む。わかりました。」

「すぐに実践できるのでやってみてくださいね。」

「ありがとうございます。他にコツはありますか?」

「繰り返し。これが全てです。勉強でもスポーツでも、繰り返し繰り返し繰り返し。何度も何度もやることで本当に自分のものになります。脳神経の回路が新しくできるためという科学者もいますね。」

それから、僕はアスリートとコーチについて行き、練習を見学させてもらった。
本当に16時間程度、練習や研究が続いていた。スケジュール通り、他の娯楽はなし。僕がやっているように作業の途中でスマホを触ったり、他のことに気が散ったりということは全くなかった。
一流と呼ばれる人間がこれほどの努力をしているとは思いもしなかった。才能があるから、才能がないからという言葉を使うことが申し訳ないほどだった。

食事の時にアスリートは僕にこんな事を教えてくれた。
「Nさんが目指す成功とはなんですか?」

「それが、よくわかっていないのです。メンターは自己実現したい目標をを探し続けなさいと言いますが。性欲だったり、金銭欲だったり、そういう単純な欲求しか浮かびません。なんていうか、本当の目標が見つかっていません。」

「そうですか。私は子どもの頃からこのスポーツが好きで、運良く上手くもなれた。目標が明確なのはラッキーだったかもしれないですね。」

「はい。明確な目標を手に入れたいと思っているところです。」



有名アスリートの場合2へ続く




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4 コメント

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Unknown (トシノ)
2017-08-01 21:56:36
success-bizさん

待っておりました!!!
6月から一ヶ月半ほど毎日、更新してました!
更新が本当に嬉しいです!!!

その物事だけに集中するということについて、少しでも時間あれば一緒にでもやってしまう方が得だと感じてました。

次回の、アスリートの場面2楽しみに待っております。
Re:Unknown (success-biz)
2017-08-02 15:39:53
トシノさん

いつもコメントありがとうございます。
更新がスローで申し訳ないです。

次の記事もほとんど書きあがっているので、近くUPします。
Unknown (筒井 (生徒))
2017-08-03 09:00:37
「本当はその作業がしたくないから気をそらすために自分をごまかすために音楽を流したりする」


1年前までの自分がまさにそうでした。音楽をかけることでごまかしていただけだったと思います。

今は作業のときやアイデアを考えるときは音楽をかけなくなりました。本当にやりたいことなら苦にならないし、音楽でごまかさなくても楽しいということがわかりました。
Re:Unknown (success-biz)
2017-08-04 00:03:28
筒井さん

コメントありがとうございます。
その通りですね。実感されるとまた違った感情で記事を読めると思います。
これからも一緒に頑張って行きましょう。

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