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野球コラム7回目 変化球シリーズ シンカー編

2006-02-22 22:47:47 | 野球コラム
シンカーは投手の利き腕の逆に曲がる、つまりシュート方向に変化しながら落ちる球種である。

左投手の投げるシンカーがスクリューと呼ばれるのは球の回転が船等についているスクリューの回転と同じに見えるからである。

打者の手前で鋭く変化するため詰まらせたり、決め球として使う。
サイドスローとアンダースローの投手は腕の振りの関係上投げやすいため武器としている。

シンカーでも高速シンカーや遅いシンカーもあり高津投手(ヤクルト)のように色んな速度のシンカーを操って緩急をつける投球もできる。

投手によって縦横、大小の変化がバラバラなため初対面の打者は打ち難い。

握りは差し指と中指を揃えてボール握る。もしくは中指と薬指でボールを弾きながら手首を外側に捻る。

主にサイドスローやアンダースローの投手が習得しているがシンカーを習得してないとプロでは通用しないからである。
理由としてはサイドスロー・アンダースローの投手はオーバースローやアンダースローに比べ右投手なら左打者、左投手なら右打者に弱いからである。
このため右投手なら左打者、左投手なら右打者対策のためにシンカーを習得する。

シンカーの代表格と言えば足立光宏氏(元阪急)・山田久志氏(元阪急)・故皆川睦雄氏(元南海)・小林繁氏(元阪神)・潮崎哲也氏(元西武)、現役投手だと高津投手(ヤクルト)・渡辺投手(ロッテ)山本昌投手(中日)・高橋尚投手(巨人)・ダルビッシュ投手(ファイターズ)らであろう。

上記で記述したのを見ると山本昌投手、高橋尚投手、ダルビッシュ投手以外は皆サイドスローかアンダースローである。



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