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十五夜密造酒

2016-09-15 21:43:08 | Weblog
十五夜であるが残念ながら月が見れぬ。

このような秋の気配感じる気温で、月見をしながら宴を開けばさぞかし楽しかろう。

供する酒は「ムーンシャイン(密造酒)」ならば完璧である。
もちろん、「密造酒」とは言われていてももはやそれは「名前」という形骸化に過ぎず、合法的な酒類として販売されているが(当然現在においても密造酒は麻薬のように存在していることもまた事実である)。

・・・というか、それならばムーンシャインの再現として、スピリタスでもいい気もする。
度数が強いといわれているムーンシャインよりさらに度数が強いから、フレーバー付きスピリタス(果実のスピリタス漬け)なんてのもいいのではないだろうか。

味覚の秋である。様々なフレーバーを作っておいて、近代の密造酒の歴史に思いを馳せながら呑むのもまた良し。

ウイスキー通なら知っていることだが、もともとウイスキーは蒸留直後、高アルコール度数の無色透明(ニューポッド)の“不味い”酒であった。

役人たちの目をごまかし、隠し持つために木の樽に入れて長年保管することで、風味が付き、現在の「旨いウイスキー」に変わった。
法律も変わり、今では法律により保護される“伝統”ともなっている。

一部コアなニューポッドファンを除き、人間の味覚の変遷などそのようなものである。

何が良くて、何が悪いか等、その時その時で変わってくる。

伝統にこだわる一部馬鹿どもは、スピリタスにその他粗悪な物質を加えたものをありがたがって飲むのが似合っている。

大戦直後の日本で出回った粗悪酒をありがたがって飲むわけである。伝統と称して。


そうだな、月見をしながらムーンシャイン(合法)を片手に「高い城の男」を読めば、当ブログのような取って付けた感が強調されて益々よい。


ニガヨモギの成分が問題視されて禁止された、多くの芸術家を破滅へと導いたアブサンもまた、結果論でいえばニガヨモギの幻覚成分よりも、アルコール依存が問題だったのだ。

日本ではどちらかというとスタイリッシュな酒類のイメージのあるジンもまた、「ビール通りとジン横丁」に代表されるようにとある時代のイギリスでは不道徳の象徴とされた(対照的にビールは健康的とされた)。

月見をしながら秋を感じつつ、日本酒のひやおろしを楽しむのもいいが、たまには上記のようなトリッキーな楽しみ方もあってしかるべきである。

なお、私はとある理由から禁酒中である点は強調したい。

カイピリーニャ呑みたい。
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