世界雑感☆新しい世界は日本から始まる☆

世界の激動を感じつつ、日本経済への応援メッセージを徒然に綴るページです。
ご訪問ありがとうございます。

【次期首相候補、財務省・日銀に全面ヨイショ発言?】経済をまったく語れない政治とメディアのトホホ②

2017-07-15 00:03:56 | 日本

前回からの続き)

 こちらの記事に綴ったように、この国の政治家とか政党には、与野党の違いに関わらず、政策というものがないし、これを裏付ける法案を起草する能力も意欲もありません(大変失礼ですが・・・)。このあたりをとくに痛感させられるのが財政・税制・通貨・金融等に関連する経済分野です。こちら、センセイ方はとくに疎いようで(?)、ご自身の理念や考えがまったくなく、政策とか法案作りのほぼ100%を日本政府、すなわち官僚機構に丸投げしている現状・・・

 そのへんの一端が窺えるのが、「ポスト安倍」の有力者の一人と目される(?)石破茂・元自民党幹事長の財政・金融についてのお言葉です。同氏は先月26日の会見で、政府が掲げる2020年度の基礎的財政収支(PB)の黒字化目標は堅持するべきだ、としたうえで、支持率低下中の現首相との違いを強調しようとしてか(?)安倍政権消費増税(8→10%)を延期したことについて「消費税をきちんと上げるという意志が本当にあるのか」「また消費税を挙げないなどと言えば、この国は本当にどうなるのか」と疑問を投げかけ、消費増税が必須との見方を示しました。さらに日本国債が暴落(長期金利が急騰)しないのは、投資家が「いつか必ず日本は消費税を上げると思っているからであり、どうも本当に上げないみたいだということになったら、もういいや、ということになるのではないか」と述べたそうな・・・

 ううっ・・・と泣いて喜びそうなコメントですね、日本国民が・・・ではなく財務官僚が(?)。これ、財務省からすれば満点に近い回答ぶりといえるのではないでしょうか。同省は、消費税率の引き上げを先送りした安倍首相らに内心、超ムカついている(?)はずです(って、ここでは引き上げ断念の最大の原因となったアベノミクス円安インフレに立腹していただきたいが・・・)。そこで何とか既定路線(消費増税断行&PB黒字化達成)に戻さなければ、と焦っていたところ安倍政権が前述スキャンダルで人気急落、となれば次期首相候補の口を借りて・・・と目論んだら見事(?)、石破氏がその期待に応えてくれた、といった感じでしょうか・・・

 同氏の上記後半のコメントは黒田日銀も嬉しく感じたに違いありません。なぜなら「だからこそ国債を買いまくっているんだ!」とばかりに日銀は現行の金融政策「異次元緩和」を正当化できるため。つまり・・・自分たち(日銀)が国債を買い支えているから、要するに「財政ファイナンス」に近いことをやっているから金利が上がらないんですよ、だからこれを止めたら日本の財政収支は急速に悪化して金利が急騰しちゃいますよ、したがって消費増税を決断しない限り、異次元緩和は止められないんですよ・・・てな三段論法(?)。これなら「そうか、消費税収が増やせない分、日銀が異次元緩和で財政を支えているんだな」などと国民に勘違いさせ、同緩和策の実施を理解させる(?)ことができ、その本質的な災厄に対する不平不満の高まりを抑え込むことができますから・・・(?)

 このように、財政・金融の両当局に全面ヨイショ的(?)発言をした石破氏は、双方から熱い信頼を得たに相違ありません。これで同氏は次期総理の座に一歩、近づきましたね(?)。

続く

金融・投資(全般) ブログランキングへ

ジャンル:
経済
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 【安倍政権支持率、都議選後... | トップ | 【財政改革イコール消費増税... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。