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【八方ふさがりの独政府が向かう先は、カオス・・・】ドイツ銀危機に象徴される欧州金融不安の根深さ④

2016-10-13 00:00:42 | ヨーロッパ

前回からの続き)

 本稿で綴っている資金繰り不安に直面したドイツ銀行の救済策ですが、今後のプロセスでは一部投資家の協力による増資や債務の株式化とか他銀行による吸収合併などがあるかもしれないけれど、やはり最後にはドイツ政府による公的資金の注入になるのではないかと考えています。これしか、同行が必要とする巨額のおカネを用意できるスキームがないからです(?)。

 で、その場合の具体的なスキームをあれこれイメージしてみたものの・・・ひじょうに厳しい・・・。どう考えてもこれって「トリレンマ」、つまり「ドイツ国民」「ドイツ銀の株主や債権者等」「他のEU諸国」の3者(?)のどれか一つに当局が「いい顔」をしたところで、残りに対して大損害を与えることは避けがたい・・・のではなかろうか。「ジレンマ」ではなく「トリレンマ」―――日本アメリカのように2者すなわち納税者とステークホルダーだけであれば、まあ政治的に一方の了解を取り付けられれば銀行への公金投入は実行できるけれど(って、これもメチャ大変ですが)、ドイツがややこしいのは、これにイタリアなどEUの第三国が一緒に絡んでしまうこと。もし彼ら に「ウチにも同じことをやらせろ~」と言わせるようなことをしたら、先述したように通貨ユーロは崩壊の危機に瀕しますからね・・・(?)

 ということでドイツ銀とドイツ政府、そして欧州金融界のこの先にはカオスしかなさそうです(?)。そしてこのカオス、国境や海を越えて世界中に伝染するでしょう。このとき世界で何が起きるのか、とりわけドイツを含めた欧州、そして欧州から見た大西洋の向こう側がどうなってしまうのか、しっかり見極めたいものです。もちろん、わたしたち日本は「高みの見物」を決め込みたいわけですが・・・

 ちなみに・・・ドイツ銀の危機を含めた世界経済の諸問題を何もかも解決できる策がひとつだけ、あります。それは、「バブル」・・・を生み出す中銀の紙幣無限増刷・・・

(「ドイツ銀危機に象徴される欧州金融不安の根深さ」おわり)

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