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【「中国バブル崩壊」その通りだが・・・】世界経済不安の震源地は中国か①

2016-10-27 22:20:47 | 世界共通

 「中国バブル崩壊!」「中国社会、大混乱へ!」―――いま書店のビジネス書のコーナーでは、こうした類の刺激的なタイトルの中国関連本がたくさん並んでいます。これらの多くは有名な経済評論家が著したもの。ということで、たとえこれらを読まなくても多くの人々が、店頭や電車の中吊りの宣伝文句などを通じて、中国がどうやら危機的な状態になっているようだ、と感じるところだと思います。

 ・・・こちらの記事などでも綴ったとおり、中国が様々な意味でマズイ状況になってきたのはそのとおりと考えています。不動産バブルが危険なレベルにまで膨張するとともに金融システム内の不良債権が累増し、近い将来のバブル全面崩壊と強烈な資産デフレはもはや不可避でしょう・・・(?)。

 で、これに対処するために中国は、日本がやったようなバブル清算、つまり過剰不良債権&過剰債務の償却に向けた諸政策の断行・・・具体的には、巨額債務を背負った国営企業や不良銀行の破綻容認、預金者保護、債務超過に陥った金融システムへの公的資金注入、需要不足に対するための公共投資の拡大、などなどをするべきなのでしょうが、これらにともなう社会的混乱が共産党一党独裁体制の存続を危うくさせるので、無理・・・

 ・・・ということで中国は企業等のデフォルト(≒投資家や株主らに巨額損失発生!)を回避する手、すなわち中銀(中国人民銀行)が紙幣を刷って債務を埋め合わせるというインフレ策を選択、実行している最中、といったところでしょう、いまは。中国の通貨・人民元のドルや円に対するレートが下がっているのにはこのあたりにも原因がありそうです。

 ・・・さて、冒頭の書籍ですが、上記をふまえて中国を「お先真っ暗」的に表現するのとはまったく逆に、日本、そしてそれ以上にアメリカの先行きを過度に(?)「楽観」的に書いているものが目につくように思えます。中国(ついでに欧州?)はコケるけれど日米は大丈夫、とか、中国は崩壊して日米の時代が来る、といったトーンです。その逆に、日本・・・はともかくアメリカの今後を懸念するものは多くはない(日本悲観論については、それなりにありますが・・・)。少なくともメジャーな(?)評論家や経済人で「アメリカが心配だ」的な主張をされている方は皆無に近いのではないでしょうか。

 このような、中国:超悲観、アメリカ:超楽観、というところにいまの日本の世界経済に対する表現の仕方とかルールが反映されていると思っています。

続く

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