朝からB級美食を求めて探検

今日は日曜日。
遅い朝食、早い昼食ともいえる食事に出かけました。

場所は、OUG WET MARKET 近くの、ある茶餐室(屋台レストラン)です。
ここには、日本人向けにいくつかある情報誌に紹介されていた、「おいしい豚肉麺(Pork mee)」の屋台店があります。

場所に関しては、情報誌から得られる情報だけでは曖昧な場合が多く、「行ってみないと場所は判らない」と言う場合がほとんどです。
今は、Google Map や Google earth とカーナビのおかげでだいたいの位置までたどり着けますが、半径50ｍ位の範囲で一坪強の屋台を自分の目と足で探さなくてはなりません。
それが楽しみでもありますが、時にはたどり着けずガッカリや、たどり着いても味がガッカリとかあります。

今日も、ローカル色にどっぷり浸かってお店探しをしました。
たくさんの地元の人たちが遅い朝食をとっています。


OUG　WET MARKET の周辺は予想を超えるたくさんの茶餐室(屋台集合型レストラン)があり、一つ一つ探して回ることになりました。
しかも、茶餐室の名前も、屋台の名前もはっきりしない状態で出かけてしまいました。

突然、妻が「あのおっちゃんや！」と指差す先に「猪肉麺」を量産している屋台が！　情報誌に載っていた店主の写真を覚えていたのでした。
さっそく席を確保し、注文！　「チューロゥミー、ドウァ！(豚肉麺 2個)」。
「あっちね！」と(池袋駅くらいに)人でごった返す少し離れたテーブルの方向を指差します。
その時点でバックオーダーを20くらいは抱えていたと思います。何のメモさえありません。

3人のコックさんが息つく暇なく動いています。
待つこと10分くらい、豚肉麺は席に届きました。これにはいつも感心します。


茶餐室の広さはおよそバスケットボールコートくらい、満席で席待ちをしている人もいるくらいごった返しているのに、よく間違えませんね。

注文の時に、一度目を合わせただけなのに「ジュプネ、ジュプネ（日本人）」と探しながら運んできました。

これが目指した「猪肉麺、(豚肉麺)　6リンギ」。豚肉の薄切りと、ひき肉、野菜が入った想像通りの麺、まあまあおいしいです。
今日はイエローミーで食べましたが、次回はクイテオ麺にしようと思います。(ほかにビーフンも選べます)



外に看板はありません。　山海茶餐室です。　TamanOverseasUnion, KL　3°04’24.41”N、　101°40’25.1”E

この手に馴染めれば、マレーシアでの食費は楽勝です。
ガヤガヤしたところが苦手な方はお持ち帰りもできます。