北の方をはじめ、あまたの妾を尻目に、常盤は義朝の愛を一身に集め、今若、乙若、牛若の3人の男の子を生む。
この3番目の子が牛若こと源義経である。義朝9番目の子です。この牛若が生まれた年は、平治の乱が勃発して、義朝は逃亡中、尾張で命を落としています。長男今若が7歳、次男乙若が5歳だあった。
そして、3人の子供の命を守る為に、清盛の妾となった常盤です。常盤は清盛との間に女の子を1人もうけるが、2年もたたないうちに、大蔵卿の藤原長成のところへ払い下げになり、ここでも男子を産んでいます。
なお、源の頼朝の母は名古屋の熱田神宮の大宮司の娘だといわれています。