犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

犬と楽器と日々
ゲゲゲの調布住まいの須山。
雑種犬カバサ&ジーロと戯れ、
音楽をこねくりつつ、
鍼灸する。

渡辺大輔監修「いろいろな性、いろいろな生きかた」シリーズ

2016年10月18日 | よみものみもの

子ども向けの絵本といった雰囲気の表紙だ。
中は、いろんな性別、性的指向の人の体験談が中心となっている。
人権の考え方や、用語の説明、本の紹介、支援団体の案内などが詰まっている。

自分はもしかして?という子どもが手に取っても、
まったくの他者としてパラパラとめくって見ても、
何かの役に立つだろう。

①『いろいろな性ってなんだろう?』
②『だれもが楽しくすごせる学校』
③『ありのままでいられる社会』
の3冊で構成されているが、どれを最初に読んでもいい。

なんと言っても、たくさんの人が紹介されているのが良い。
私の経験でもそうだし、多くのLGBTも同様のケースがあるが、
とにかく、思春期に自覚した頃、
自分の身の周りに自分と同じような人がいない。
この、孤立感がたいへん。

子どもが家庭の中で、思春期に学校の中で、
孤立感を味わうというのは、なかなか深く刻まれてしまいがちだ。

自分の他にも同じような人がいるんだ!という発見が、
こんな絵本で体験できるなら、かなりステキだ。
(私の場合はかなり湿っぽかった。後日書こう。)

登場する人たちは、子どもの頃のことや、
親や家族との関係、会社でのあり方、今の心境などを
語っている。

ちなみに、③巻には私の旧友が登場している。
付き合いが途絶えていた間に、ずいぶん苦しい時期があったことを知った。
こんな形で知ってごめんよ。

どんな形であれ、知ることが最初の一歩だ。
知ろうとしないことは、しいたげるのと同じなのだ。
知るチャンスとして、この本を図書館に並べたい。

地元調布の図書館に無かったので、リクエストしてみた。

図書館に無い本をリクエストすると、最初は他の自治体の図書館に協力を求める。
よその市にあれば、そこから借りて来てくれるのだ。
でも、それじゃ意味無い。
今回も「協力で借ります」と言われたが、すぐにもう一度電話がかかってきた。
調布市で購入してくれたのだ。
審査のひと、ありがとう。

こういう支援もある。
どうか、みなさん、
お住まいの自治体の図書館に、この本が無かったら、リクエストしてみてください。
こんなところから社会が変わる。

http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=7177.000

『本』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 滋賀の子 | トップ | プロってなんなんだ »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。