犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

犬と楽器と日々
ゲゲゲの調布住まいの須山。
雑種犬カバサ&ジーロと戯れ、
音楽をこねくりつつ、
鍼灸する。

『五體字類』

2016年11月07日 | よみものみもの
五體字類は、大正五年に出版されて今も使い続けられている、
書家必携の字書だ。

漢字の意味は書いていない。
ただ、名書家の書いた文字がずらーと並んでいる。
各々の文字について、楷書・行書・草書・隷書・篆書が
何文字かずつ並んでいる。

誰がどんな書き方をするのか、広く眺められて、
たいへん重宝する字書だ。
見ているだけでも楽しい。

自作の団扇に宋代の書家、米芾(べいふつ)の行書を使って以来、
すっかり米芾ファンになっている。
米芾はなんだかやたらな草書でもよく知られている。

五體字類をめくっていると、一行に収まらずにどかーんと配置されている草書が
たまに目に飛び込んでくる。
そんな字が時々、米芾のものだったりする。

誰の字なのか、漢字一字で示してある。
写真は「渾」の字。
指先に、米粒大の字で米芾の「米」と記してある。

しかし実は本人としては、小楷を得意としていたらしい。
小楷とは、文字どおり、小さい楷書だ。
米芾は唐なんて最近のものではなく、漢よりさかのぼり晋の時代の書を
敬愛していたそうだ。

そんなら私の目的とも合う。
小楷を練習しよう。

つづく
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