犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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失せ物出る

2017年08月16日 | 国語真偽会
週間予報が毎日「曇り」「雨」で埋められている。
予報官が手抜きしているのだろうか。

いや、よく見れば「曇り一時雨」と「曇り時々雨」というのがある。
「時々雨」のほうが降る回数が多そうだ。

いづれにしろ、洗濯物が干せないな。



テレビで人気のある俳句の先生、夏井いつきさんは、
「ギャ句」という活動もやっている。
ギャグ、と読む。

元句をちょいとヒネって、みんなで持ち寄って、笑おう、というのだ。
ご自身のブログで、お題を出してギャ句を募り、
発表して並べて評す(笑う)。

ほんの数字だけ置き換えて、笑えるものに仕上げたものもあれば、
大いにヒネくって元句の原型をほぼ留めないものもある。
駄ギャ句もあれば、秀ギャ句もある。

これで本も一冊出している。読んでないけど。



洗濯物照るまで待とうほっときます

と、私も下手くそなギャ句を詠んだ。
元句は言わずもがな、家康ならこう詠むであろうという
鳴かぬなら鳴くまで待とうほととぎす
である。

結局、そうも言ってられないので、コインランドリーに行った。
家で洗濯して、湿った洗濯物を抱えて、近所の「梅の湯」に行ったのだ。



乾燥機、1回100円で8分の運転。
洗濯物の量は少ないが、ちとこころもとない。
8分経ったところで一度見て、まだ湿っていれば100円足そう。

と、湿り具合を確かめようと蓋を開けて見たところ、
洗濯物の上に何か小さい物が乗っている。
針金を曲げた物に見える。

手に取ってみると、ああ、なんと
3年前に失くしたある物の部品であった。

久しぶりに着ようと思って洗ったもののポケットにでも入っていたのか。
ちょうどうまいタイミングで回転が止まったので、
洗濯物の上にちょこんと乗っかっていて気付いた。

下に落ちていたら、金属のドラムの輝きに紛れて、
気付かずに帰っていたかもしれない。

雨続きでも、いいことはあるもんだ。

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