犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

犬と楽器と日々
ゲゲゲの調布住まいの須山。
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音楽をこねくりつつ、
鍼灸する。

学校に行かない

2017年04月19日 | からだ
10回クイズというのが流行った。
最初は30年以上も前だ。
私は高校生だったか、中学生だったか。

ピザって10回言って。
「ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」
ここは?
「ひざ!」
ぶっぶー、ひじです。

っていう、アレだ。
アレはいくつも新しいものができたものだ。

東京珈琲って10回言って。
「とーきょーこーひーとーきょーこーひーとーきょーこーひーとーきょーこーひーとーきょーこーひー
とーきょーこーひーとーきょーこーひーとーきょーこーひーとーきょーこーひーとーきょーこーひー」
学校に行かないのは?

問題の意図としては、「登校拒否!」ぶっぶー、欠席です。
なのだが、
同級生のアキちゃん(仮名)の答えは、彼女の日常を表していた。

「サボり」



登校拒否という言葉は、今は使われなくなった。
拒否という言葉がよろしくないということになったのだろう。
「行きたくない!」というのなら拒否とも言えるだろう。
しかし、学校へ行かない子のすべてが「行きたくない!」と拒んでいるわけではなく、
行きたい気持ちはあるんだけれどどうしても行けない、という子もいる。
そういう現実に、登校拒否という言葉は対応できていない。

それで、単に学校へ行かないということを表すだけの、不登校という言葉が出てきたのだろう。
欠席でもない、登校拒否でもない、ましてやサボりでもない。



二十歳の頃、家からほとんど出なくなった。出られなかった。
のちに、ひきこもりという言葉が出てきた。

言葉を変えれば良いとも思っていないが、あまりうまく表現できていない言葉なら
変えることも必要なんだろう、というくらいに思っている。
差別や病気にまつわる言葉は、当事者や周囲のひとの感情に関わるから、
注意深くあったほうが良いだろう。
それでも、言葉を変えても社会の認識が変わらなければ、
それまでと同じ意識が新しい言葉にこびり付いてくる。

とは言え、言葉を変えようという動きは、社会が変わっていっている証でもある。



学齢だった頃、私自身に、学校をサボるという選択肢が無かった。
毎日学校に行くのは当たり前、学校は行くもの、いやでも行くもの。
ちょっとでも風邪ぎみだと、休みたかった。
それでもサボるという発想を持っていなかった。

今みたいに、不登校という概念が有ったら、私も学校へ行かなかったかもしれない
と、しばしば思う。

アキちゃんくらいの感覚で、卒業できる程度に学校に行ってれば、
もう少し楽ちんだったかもしれないな。
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