【シリア ホウラ虐殺の血なまぐさい事実をつ突き刺し抜いてみる】
チャンネル4ニュースのアレックス トムソン記者の現場取材ブログ記事
国連監視団の現場調査中、報告書も提出してない先、既に国連安保理ではシリア政府非難決議案を提出する不思議な動き。
同じく欧米アラブ諸国もいち早くシリア政府の責任追及、非難声明を発表している。【英国外相 シリア政府の虐殺責任否定を拒否】
実態はまだ判明していない事は、国連自身が知っているにも関わらずだ。
また、反政府側の自由シリア軍(FSA)自身は国連監視団へ、虐殺は「シャビーハ」武装民兵(親シリア政府)の仕業と報告し、近隣市民も一様に全く同じストーリーをトムソンにも国連監視団にも語っている。
違った話が全く出て来ない、この点にトムソンは疑問を抱いている様だ。
シリア政府軍に同行している同氏のブログ記事でも、ツイッターでも触れているが、シリア政府軍が制圧している地域には一人も市民が残っていない事を目撃しており、国連監視団からも確認されている。 一方、反政府軍が制圧している地域にはまだ市民が残っている。
これらの諸点を繋ぎ合わせてみて、シリア政府軍制圧下で同軍が市民を虐殺できる論拠が無い。 一方、市民が犠牲になる可能性が高いのは、依然市民が残っている反政府FSA支配下地域である事になる。
こうした現場の実態とは、全く別な次元で欧米諸国、国連自身が、虐殺事件をシリア政府の犯罪とし公式非難しようとする試みは興味深い。
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