blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

不気味だ

2017-04-05 20:22:21 | 日記
新年度がスタートした。
主な企業の入社式は3日に行われたようだが、晴れやかなニュース映像を見ながら、せっかく選び選ばれた会社との縁は大切にしてほしいと願う。
とはいえ会社というところは入ってみて初めて分かることも多い。
入社式までは優しかった先輩が翌日から鬼教官になって、社会の厳しさとやらを叩き込まれるところも多いのかもしれない。

私自身は、薄っぺらな自己分析とあいまいな目的意識のまま何となく社会に出てしまい、さしたる実績も残せず毎日がつらいばかりで、しまいには体まで壊して、最初に入った会社での生活には8年ほどでピリオドを打たざるを得なかった。
その後、その日暮らしのような生活も経ながら今はようやく性に合う仕事にめぐりあって、何とか毎日をそれほどの苦しさを抱えることなく過ごしている。

最初に入ったところで長く頑張れるに越したことはないが、どうしてもどうしてもシックリこないと感じた時は別の道を考えたらいい。
若いということは「選び直す時間」もたくさんあるということであり、少々の挫折をしたところで何度でも巻き返すチャンスはある。
学生や生徒の時代には考えもつかなかった仕事が、実は天職かそれに近いものだったという場合もあるから、とりあえずは与えられたものに全力で取り組んでみて、芽が出ない場合は早々に割り切る決断も全然あっていいように思う。

さて、わが事業所の新年度だが、たまたま1日2日が土日であったため、3日からのスタートの準備で1日の土曜にはわずかながら出勤者がいた。
通常土曜日にはすすんでは出ない私もその1人となったのは、自分の担当に深く関わるところだったためである。
半日あまりを使って久々の土曜勤務、翌日の日曜は何をする気にもならずただただ寝ているばかりであった。

会計年度の節目では物の出入りも止まって静かな流れとなるが、月が明ければ猛ダッシュがかかるのが通常であり、かつての富山の職場でも当然そうだった。
ところが、週が明けて3日、詳しくは書けないが特殊な事情もあるとはいえ何とも静かな立ち上がりとなっている。
特殊事情は私の担当では関係が薄いからロケットスタートになっているかというとそうでもない。
これも詳しくは書けないが、どこでどういう段取りになっているのか、期のスタートをキッチリ決めたくても決められないという何とももどかしい状況になっている。
わがチームは他部署の指図を受けないと動けないのだが、その指図が出てこないのだからどうしようもない。

私は今の会社での年月は長いというほどではないが、会計年度の初っぱながこれほどスローなのは初めてだ。
当地の事業所だけの話ならよいのだが、静かな期初というのは何とも不気味で気持ち悪いものだと感じている。
せっかく会社に出ているのだから、やることはあったほうがいいに決まっているのである。
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