鈴木卓の気の向くままに 

「ああ、いっぺん言うてみたかった」、「日常のたわいない出来事」など、皆様へのお便りを発信いたします。

❝コンプレックスからの脱出!❞ その2

2016年12月13日 | Weblog
20歳前後の頃に E.プレスリー主演の映画「ブルーハワイ」が公開された。
大スクリーン映し出されたハワイの海。着陸した飛行機の出口からプレスリーが降りてくる。迎えに出た金髪の女性と強く抱擁し熱いキスをする。そんな場面からこの映画は始まる。
 
プレスリーは迎えに来たその女性の運転する白いジープに乗り颯爽と自宅に向かう。
大きな車、広い庭と立派な家具を備えた大きな家。日本人の生活とはおよそかけ離れたリッチな生活。
風呂の付いてない6畳間のアパートの部屋に住んでいる自分と比較すると、どう考えても見劣りがする。
映画のストーリーは殆ど記憶に残っていないが、アメリカは富める国、憧れの国でもあった。 
宝くじが当たったら、まづ車が欲しい。「オープンカーで湘南の海岸を走ってみたい...」と夢見るのが当時の多くの男子が描く夢でもあった。
 
外人に対するコンプレックスは私の年代に共通する感情だった様に思える。身長は大きく、こせこせしていない堂々とした態度。愛嬌も良く、ゆとりを感じる。彼らの国は先進国。我が国は後進国の劣等意識が強く感じていた。とくにアメリカ人はどこの国に行っても英語が通じると思っているらしく、日本に来ても日本語を話そうなどとは努力はしない。ところが最近では、日本語を話せる人が増えたように感じる。
 
話は逸れるが、我が国も経済大国ともはやされた時期があった。その頃「将来世界経済の中心になるか?」 などとの期待があり、もしそうなった場合に「日本語が世界の共通語になり得るだろうか?」の質問に対して「そうなるのは難しい!」と語った学者が居た。
 
その理由は「日本人は日本語に対して誇りを持っていない」と言うのが大きな理由だった。
英語、フランス語、ドイツ語で話すことの方が格好いいと思う人が多く、それらは先進国の言語で日本人は「日本語をどうやら劣等国の言語の意識が何処かに潜んでいるから...」との理由を語っていたことが記憶に強く残っている。
 
今や工業技術、音楽、スポーツ、伝統技術、文化などあらゆるジャンルで日本人は活躍し称賛されるている事を知ると、いつの頃か私の中には外人に(とりわけ欧米人)対するコンプレックスは消失していた。
 
・ブルーハワイ 
・好きにならずにはいられない
・アー ユー ロンサム トゥナイト
・ロッカフラベイビー.....etc
 
プレスリーの甘い歌声と共にアメリカへの強い憧れ、そして青春の思い出が心に残る。
 
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