アメノチハレ

都志見隆の果てしない日々の日常

The Mary Tyler Moore Show 

2017年01月27日 | Tsushimi Takashi
作曲の後輩が音楽武者修行先のL.Aからメールをくれた。
アメリカ在住のアーティストとのコラボセッションの様子や
大きなハンバーガーの写真。

アメリカでのコラボは初めてのようで
帰国後の飲みの席ではその体験談に花が咲くことだろう。

幸運なことに僕自身もこれまでに何度かの渡米のチャンスに恵まれ
その中でも20歳の時にニューヨークに約4年
その後30歳の時には丸2ヶ月ほどL.Aで曲を作り続けた経験は
その後のキャリアに大きく影響した。

どんな目的であれ、日本を離れ向こうの生活の中で
その国の文化や食そして空気に触れることは
日本にいて想像する世界とは似て非なるもの。
それまでの自分の価値観も変えかねない。
できれば若い頃の方が何でも刺激的に吸収できる事も多い。

誰が聴いて決めているかもよくわからない楽曲プレゼンに疲れたら
少しの間でもむこうに行って来るといいよと
後輩達には薦めている。


Mary Tyler Moore Dies at 80 | ABC News
今朝、Yahooニュースを見ていたらある女優さんの死が報じられていた。
メアリータイラームーアさん。

ニューヨーク留学時代のある時期
僕は彼女主演のこのコメディードラマで
英語を覚えたと言っても大袈裟ではない。
実際には渡米時の前年にドラマは終了しており
TVで流れていたのはリバイバルの放送だった。

一人一人のキャラクターの喋り方や言葉使いにも慣れてくると
より内容が理解出来てくるようになる。
言葉というのはその人の喋り方で覚えるのだ。
単語は会話の中で覚えないといつまでたっても生きた使い方が出来ない。
聞き覚えのない単語が減ってくるごとに面白さは増して
毎日のオンエアーが待ち遠しかった。
特に彼女の英語は滑舌もよく
発音が綺麗でわかりやすくとても参考になった。

訃報に触れて、一種の愛おしさにも似たなつかしさで
もしやと思ってYou Tubeを見たら
たくさんアップロードしてあるのに驚く。
昔は放映時間に間に合わずに見逃した番組も
いまではどんな形であれ大抵見る事が出来る。
つくづく便利な時代になったとおもう。

一国の大統領が思いついた事をツイートするだけで
世界が右往左往してしまう時代だが
それもただ嘆くわけにはいかない。
コンビニエントな時代の恩恵の裏側には
結果的にその副作用も同居するのだ。

起きたばかりの寝床の中で
番組のオープニングテーマから本編まで少しの間みてみた。
一瞬僕は まるで幽体離脱して
今から約40年弱前の当時のN.Yの街並や自分の日常に
舞い降りたようだった。

またひとつ 
僕のまわりにあった かつての良い時代が
その担い手と共に消えて終わってゆくようで寂しい。

メアリーさん 僕の母と同い年

安らかに。
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