残務処理。

本日は、一日自宅にて「非婚同盟」の　清算　をやっていた。

撮影中もそうであったように「悲惨」を極める結果だ。

正直言って、ビジネスになっていない。

この既成事実が次回にどお？反映されて行くのは？いまは解らないが、良くなる事を祈っている。



明日、山﨑美術に提出すべき書類がもう一枚ある。

次回作「月曜ゴールデン」の見積もり表だ。



終決すべき書類と始まる前の予想となる書類、それを同じ日に作成している訳だ。



無論、「非婚同盟」にも見積もりは存在していた。

しかし大抵の場合、「昼の帯ドラマ」は最初から全ての台本が上がっている訳ではない。

したがって、建たない予想を立てて「見積もり」を作成する訳だ。

そんなあやふやな状態のまま、クランクインしてしまうのだから考えてみると恐ろしい事だ。

あとから、次々と上がって来る台本を見る度に「えぇ～っ！？」となるのです。

「非婚同盟」の場合は、その「あと出しジャンケン（予想外）」が最後まで続いたために悲惨な結果となったのだ。



その点で、２時間物や単発や映画は、最初から結末が解っている分、予想も建てやすいし終わってからの誤差もあまり生じない。

つまり、最初にしっかりしたビジョンと計画性を描いていれば、あまり悲惨な結果にはならない。
（制作会社が途中で倒産したり、Ｐがお金を持ち逃げしない限り。ちなみにどちらも経験あり。）


モチベーションだって違うし、出演者も違うし、ロケ地だって。

まぁ、一話と六三話じゃぁ使える金額の違いが、露骨に出てしまうのは当然です。



今回の監督は、おそらく小生より一回りは若い。

小生は、基本的に若い人達と仕事をするのが好きである。

なんだか、こちらもチカラを貰えそうで、うれしいのだ。

さぁ、ヤルべきことは、山ほどありますぞ。

本日の講釈は、ココまで。

３日連続のロケハン。

一昨日、昨日、本日と「２時間ドラマ」のロケハンでした。


♪オイラはぁ、♪ドラ～マ～！２時間ドォラァマァ～♪　と、かの石原のボスが歌っていたかどうか？は別として、小生はただいま月曜枠 夜９時の月曜ゴールデンを準備しております。


本日は、その撮影場所を決めるためのロケハン。

このブログでもロケハンについては、何回も紹介しています。

しかし、今回の２時間ドラマは、いつもとは違ったカタチで参加しております。

通常は、「連ドラ」なんかだと装飾として参加していますが、今回は「美術デザイナー」として関わっております。

つまり、エンドタイトルでは、美術として小生の名前がロールされるわけです。


昨今の２時間ドラマは、デザイナーが就く事は予算的に難しくなって来ているため、オールロケのような今回みたいな場合は、装飾が美術を兼任するか？もしくはデザイナー自らが飾りをやるようになっています。


しかし、飾りをやるには業者とのつながりや、受注する美術会社の関係等があるため、装飾が美術を兼任する場合が殆どです。



その場合は、無論のこと「図面」や「パース」を装飾が描いて各部署に提出しなければならないため、最近はその両方が出来る人材が重宝されています。


とまぁ、ブッチャケタ言い方をすると、予算が減って行く一方なので、何でも出来る人が生き残る仕組みなっているのです。


こんな事を書いていると、なんだかいろいろ辛く悲しくなってくるので。

いきますかぁ？　久々のロケハン名物！（自分で思っているだけですが）

　　　　　　　

　　　　　　＊「本日のベッピンさん」のコーナー＊




いやぁほんとうに久しぶりに出会えましたよぉ。

ずぅっと、「非婚同盟」でスタジオ生活でしたからね。

本日、三浦の某公園にロケハンに行った際に、いるわいるわの可愛い子ちゃん達。




ナント、合計で６匹のゴージャスなお出迎えです。

ちなみに写真は、３枚だけですけど。
（小生も仕事中だったモノですから）





最初の一匹目に声をかけると、次々に草むらからお出まして小生を取り囲み、まるで取り合いのように甘えて来てくれました。

久々に至福のときを迎え、悦に浸ったのは言うまでもありません。

ロケハンは、コレがあるからいいんですよ。（あっ、ちゃんと仕事もしてますよ。ほんとに。）

本日の講釈は、ココまで。

本日からロケハン。

本日より、メインスタッフによるロケハンが始まりました。

クランクインは、４月の初旬ですがボチボチ準備の方を始めないと大変です。

作品は、いわゆる「２時間物」ってヤツです。

放映日が全く決まっていないので、何を書いてもネタバレになってしまうので、お口にゼィップです。

本日の集合は、業界で「渋谷パンテオン」と呼ばれているお馴染みの集合場所。

しかし、既にパンテオンビルはなくなり、その裏に続くちょっとした商店やマックやドトールもなくなり、道の角に立っていた自動販売機すら撤去され、なんと集合場所に行くまでに珈琲すらゲット出来ない環境となってしまいました。砂漠だ、パンテオン。


買えない！飲めない！と気付くと、その渇望感はさらに増大。


ロケハン現場で、自販機を見つけると「！！？？」



「ナンダ？コレハ？」


ジョージアコーヒー　エメラルドマウンテンブレンドのビッグ缶バージョン。

おぉ、今だけプラス３０％増量だとぉ～！　まさにいまの小生にぴったりじゃないか！


小生は、たっぷりのコーヒーをチビチビと飲むのがお気に入り。

スタバでも大抵は、グランデもしくはベンティーを注文します。

しかし、猫舌。


ポケットから小銭を出し、１０円玉が無かったので１００円と５０円玉を自販機に入れて、プッシュすると「ゴトン」と頼もしい音。

取り出して、改めてその大きさに感動しつつ、おつりを探ると「！？アレッ？」２０円しか釣り銭がないぞ。

まさかと思い、よぉ～く自販機を見てみると「ゲゲェ～！ナンヤ、１３０円なんかいっ！」

なんのことはない、お値段の方もしっかり増量されていた。

アホンダラァ、なら１２０円のんと一緒に並ばすなぁ！まぎらわしぃ～んじゃボケェ！

えぇ、放送中 不都合な発言があった事を深く御詫び申し上げます。

明日も明後日もロケハンは続くのでした。

本日の講釈は、ココまで。

今日もバラシ。

本日も一日、飾り道具（小物）の整理。

本来は、道具を出した本人が先頭になって行なう作業だが、生憎にもその助手さんに逃げられて 小生一人でやらなければならい。

しかし、消えもの係をやっていた イイちゃん も手伝ってくれている。

ここで、言っておくが「バラシ」や「後片付け」も重要な仕事です。

自分が出したり借りたりした「道具」は、責任を持ってキチンとあるべき場所に戻すか返却する。

小生ももっと若ければ、チョイチョイとやるんだろうが、なにせ腰の重いお年頃。



コインでも入れて、若返れる魔法の道具でもあれば、いくらつぎ込むか？解らないほどです。


（これで、トム ハンクス は若返った事があるとか？）



この映画好きの小生が、いまや TSUTAYA にすら足を運ばないほどだ。

しか～し、ご心配召さるな！

いまや、ネットにて注文　→　自宅ポストに配達　→　郵便ポストに返却　の ツタヤディスカスがあるのです。

いろいろなプランで、借りる事が出来るし延滞料金もかからない。

そのつどメールで知らせてくれると言う優れものだ。

今日もメールが来て、明日「アイアンマン」が届くってよ。

昔から ロバート ダウニーJr が好きなんですよ（レスザンゼロとか）。

そう言えば、彼が ベン スティラーと ジャック ブラック と共演した「トロピックサンダー」ももう少しでレンタルですね。たのしみだなぁ！

アメリカにいた頃、現地でやっていたけど観れなかったからねぇ。

ナント、ロバート ダウニーJr が黒人？（整形？）の役で出ているんですよ。それだけで笑える。

できれば、黒人が周りにいる環境で、観たかったです。

さて、明日もバラシがあるので、

本日の講釈は、ココまで。

興味あり？

やっと、山﨑美術の公式ホームページが出来上がったようです。

以外と地味な仕上がりになってますが、興味がある方は 当ブログにリンクしてありますので、行ってみて下さい。

お知らせでした。

何人、入ったんですか？

さて、まだオンエアは続いている「非婚同盟」だが、後片付けはようやくメドがたってきた感じ。

そんな中も「次回作」の準備も平行して行なっている今日この頃。

どうやら次回作の小生のユニットに新人さんが加わるらしい。

それも当ブログを通じて、山﨑美術に面接いらした方だそうだ。

しかも今年は、ネットを通じて応募して来た方々 ８人（例外もいます）も、今春から 山﨑美術で仕事を始めるそうだ。

すでに番組のユニットに加わって、始めている方もいる。

去年は、ひとりの女の子が入って来たが、「ヤル気」だけはあると言っていた彼女も、仕事を始めてから３ヶ月で彼氏との子供を宿して、「妊娠したので、重いモノが持てなくなりました。」とのことで、速攻で退職していった。

もう生まれている頃だろう。

お幸せにね。子育ては、ヤル気を無くしてはダメですよ。


さぁ～て、山﨑美術 創立以来最大の新人数だが、このレースは厳しいですよ。


一人や二人なら、全員でよってたかって大事に育てるでしょうが、これほどいたら会社側にも選択種が発生しますからね。

半年の勝負となるでしょう。


小生も美術部門に同期が５人ほどいましたが、タラリラッタラ～ン、残ったのは小生だけです。


まぁ凄いのか？小生が一番バカだったのか？は、解りたくありませんがね。


小生は、もうパダワン（弟子）をとるつもりはありませんので、やさしく教えて行きますよ。


全員辞めてしまったりして？


最初から「楽」をしようとせずに、仕事の中に楽しみを見つけながらヤルのがコツですよ。





しからば、本日の講釈は、ココまで。

近代医療の凄さ。

一昨日、入院していた 母 が退院をした。

今月の４日に「命がけの手術」を行ない、施術時間は１０時間にも及んだ。

その彼女が、もう退院。

何と言う技術だろうか。

大変な苦痛を強いられたようだが、毎日薄皮をはぎ取るように回復している。

近代医療は、やはり凄い。そして人間という生き物も凄い。


活かすと言う意思と生きようとする意思が成せる技なんだろう。




それに比べて、小生の未熟さは情けない限りだ。

最近、信頼していた仕事仲間に裏切られて、完全に人間不信になりつつある。

正直、かなりヘコミましたよ。

仕事を一緒にしようと言われた時にイチモツじゃなかった、一抹の不安はあったんです。

しかし、やってみなければ解らない事もあるので。

どちらかと言えば、その不安が的中した事がショックでクラッシュでバーストな感じですかね？




母は、医師を信頼して手術を受けた。

医師も母の生きようとするチカラを信じて施術した。



お互いの相互関係で、物事が出来ているなら、裏切られた小生にもイチモツじゃなかった、一抹の責任があるんだろうなきっと。



仕方ないので、その辺を反省する事から始めるとしますか。


人は、一人では行きて行けないものですからね。


一人で生きていると思っている人！　ちょっとだけ、考えてみるとわかりますから考えてみましょうね。


さぁて、何はともあれポジティブに行きますかね。

本日の講釈は、ココまで。ってことで。

思い出の価格は？

確定申告の記入が終わり、あとは提出するだけとなった。

税務署のお役人さん、毎年遅れて済みません。

でもキチッとしてありますから、ご心配なく。


毎年この作業を慌てて行っている。

提出した際には、今年はコツコツと記入して来年が楽になるようにしよう。と毎年考えているのだが、仕事に忙殺されてしまい構想通りには行かない。

同じように毎年感じるのは、膨大な領収書とレシートを一枚一枚チェックしている時に思い出す記憶。

それぞれに値段がついていて、それぞれの地名や場所がわかる。

「あぁ、あのときに行ったあの店の！」となるのだ。



その印象や思い出とは、当然の如く合致した値段になっていない領収書やレシート達。

いい思い出だから、ン万円とか？嫌な思い出だから、二十円とかだったら尚面白いが。

やはり、思い出につけられる価格はない。

収入がもっと大きければ、計理士や税理士に委託してしまうであろうこの作業。

本当は、本人が昨年を思い出し振り返り、時には反省（だいたい合計額をみると）したりするために必要な事なのだと考えます。

とか？奇麗にまとめたつもりですが。

作業が終わって、よく考えてみれば、すでに今年の分が３ヶ月たまっている事に気付きます。

（やっぱ、今年もダメじゃん）

本日の講釈は、ココまで。

メタリックな富士山

本日は、朝からロケハンに行って参りました。

次なる作品は、俗に言う「２時間物」です。

ふっと気付いてみれば、ここ１年以上もの間「連ドラ」ばかりをやっていたため、こう言った単発は久々であります。

してその最初の公式行事が、本日のロケハン。




幸い天気も良く、今までに見た事が無いようなキラキラピカピカの富士山。

そう、業界の方はもうお解りでしょう、この方面へのロケハンは予算があまり無い事を意味しますね。

まぁ、作品名は例によってネタバレになるので、まだ証す事はできませんが最近のTVではあまりやらなくなった事に挑む予定です。

またその時が来ましたら、お知らせしますね。



もう一つお知らせがあります。

（写真は、母の病室から見た夕日です。）

入院していた、我が敬愛する母ですが、経過が良く今週で退院して自宅にて療養する事になりました。

手術後の抜糸も昨日終わり、改めて我が一族の傷の治りの早さに驚いております。

余談ですが小生は、大抵３日ほど抜糸してきました。その内、一回は自分でやりましたよ。

皆様に応援して頂いたお陰と、深く感謝しております。

明日は、確定申告を済ませる予定です（すいません、遅れましたがすぐに提出しますから、定額給付金はください。）

本日の講釈は、ココまで。

明日は、ロケハン。

あしたは、もう次回作のロケハン。

台本もまだ製本されていない 「ペラ（まだコピー用紙のままのシナリオ）」を持って、アチコチを見て回る。

おそらくクランクインは、４月に入ってからになるだろう。

まだ身体に「非婚同盟」の後遺症を残しつつ、行って参ります。

本日の講釈は、ココまで。